フェルスタッペン、ハミルトンへの敬意を示すも「今のF1には同等の結果を出せるドライバーが3、4人いる」

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1におけるルイス・ハミルトン(メルセデス)の業績に最大の敬意を抱いているが、グリッド上には5度のF1世界チャンピオンであるハミルトンと同等の実力を持つドライバーがいると考えている。

 フェルスタッペンは2019年シーズン前半を、メルセデスの圧倒的支配を崩した唯一のドライバーとして締めくくった。彼は第9戦オーストリアGPと第11戦ドイツGPで優勝を飾ったのだ。

「僕はルイスだけに焦点を置いているわけではない」とフェルスタッペンは『Motorsport Magazine』のインタビューで語った。

「パドックには同じような結果を達成でき得る素晴らしいドライバーが他にもいる。今のグリッドを見渡してみると、同じ能力を持つドライバーが3人か4人いると思う」

 だがフェルスタッペンは、彼がハミルトンと同等の実力を持つと考えるドライバーの名前を挙げることはしなかった。

 ハミルトンの傑出した才能、グランプリドライバーとして驚異的な81勝というレコードに、異議のある者はいないだろう。しかしフェルスタッペンは、ハミルトンの成功の大部分は、過去数シーズンにおいてメルセデスが供給してきたマシンの質に支えられてきたと主張している。

「マシンによるんだ。彼は長年にわたってチームメイトからプレッシャーを受けてはいないと思う」

「2016年も、エンジントラブルがなければ彼はタイトルを獲れていたはずだ」

「だけどサマーブレイクの後にスタートの失敗などがあったりして、彼は首位の座を失った。でも彼はチームメイトから大きなプレッシャーを感じてはいなかった」

 2016年にハミルトンを破ってタイトルを獲得したニコ・ロズベルグは、フェルスタッペンが断言したことについて同意はしないだろう。

 それでもフェルスタッペンの父親で、元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンは、息子であるマックスの今シーズンのパフォーマンスがハミルトンに脅威を与えていると確信している。

「ハミルトンが語っていることから、そうであることが分かる」とヨスは語った。

「彼はなぜ噂に反応するのだろうか? 彼はホンダのエンジンが今ではメルセデスより優れていると言っているが、私はそれが正直な議論だとは思わない」

「マックスがどのようなレースをしてきたかを見れば、驚かされることはないと思う」