ロス・ブラウン、ミック・シューマッハーのF2初優勝に「腕をつき上げる仕草はミハエルを思い出させた」と明かす

 F1のスポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、ミック・シューマッハーがハンガリーでFIA-F2における初優勝に歓喜する光景は、彼の父親であるミハエル・シューマッハーを思い出させると語った。

 プレマ・レーシングに所属するミックは、日曜日に行われたスプリントレース(レース2)において松下信治(カーリン)との熾烈な争いを制し、見事F2初優勝を飾った。

 20歳のミックが表彰台獲得を祝う様子は、フェラーリのチーム代表を務めるマッティア・ビノット、ミックの母コリーナと祖母、そしてシューマッハー家の広報担当でありミックのキャリアのマネージメントも務めるサビーネ・ケームによって見守られた。

 ブラウンは先週末のハンガリーには姿を見せなかったが、その映像は彼自身がフェラーリにおいてテクニカルディレクター、そしてマスターストラテジストとしてミハエル・シューマッハーと過ごした幸せな記憶を思い起こさせた。

「私はコースにはいなかったが、彼が腕を空につき上げる姿はとても感動的な瞬間だった。そしてそのことが私に彼の父親ミハエルを思い出させたことは否めない」とブラウンは語った。

「ミックは勝つためにはミスを避けなければならなかった。というのも、レースを通して松下信治が彼を追いたてていたからだ」

「シーズン序盤の不運を経て、やっと掴んだ今回の勝利によって、彼は自分の能力により自信を持つことができるだろう」

 しかしながらブラウンは、この若きドライバーが成長し花開くにはもう少し時間が必要だと主張した。

「シューマッハーの勝利はメディアやファンの間で大きく取り扱われることは容易に想像できる」

「若きシューマッハーの努力は世界中のメディアの想像をかきたてるだろうし、そのことはシューマッハーの名前が今もどれだけの意味を持つか、どれだけの注目を生み出すかということを示している」

「ミックは若き才能あふれるドライバーたちとの戦いの世界において、どの位置にふさわしいのか見極めるためにも、徐々に成長していかなければならない。しかし昨日の勝利はとても重要な瞬間だった。道のりは長いだろうが、彼は正しい道にいる」

優勝したミック・シューマッハー(プレマ・レーシング)を最後まで攻め立てた松下信治(カーリン)は2位獲得