ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア、初開催の韓国で熱戦

ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア、初開催の韓国で熱戦

F1開催の韓国インターナショナル・サーキットに初上陸

ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアが韓国に初上陸し、8月1日〜4日に韓国インターナショナル・サーキットで熱戦を繰り広げた。同サーキットは2010年から2013年までF1韓国GPが開催されていたが、スーパートロフェオが行われるのは今回が初となる。

初日のレース1はガマ・レーシングのエバン・チェン/クリス・ヴァン・ダー・ドリフトが勝利。レース2はPROクラスポイントランキング首位のFFFレーシング・チーム、笠井崇志/ユーソ・プハッカがシーズン初勝利を獲得している。

ポールポジションのプハッカがレース1をリード

8月3日に行われたレース1は、ポールポジションのプハッカが完璧なスタートを決め、その後方にはブレンドン・リーチが続く。2列目からのスタートとなったチェンはすぐにリーチをオーバーテイクし2番手に浮上、ペースをさらに上げて首位のプハッカを追撃する。そして3番手に下がったリーチをアフィク・ヤジドとコンビを組む落合俊之が僅差で追う。

韓国インターナショナル・サーキットはほとんどのドライバーにとって初体験だったが、ポジション争いの駆け引きはありながらも不要な接触のないクリーンなスタートが切られることになった。

プハッカから交代した笠井をヴァン・ダー・ドリフトがパス

レース中盤、先頭を走るプハッカとその差を少しでも縮めようと追うチェンが交互にファステストラップを記録するレベルの高いレースを展開。3番手のリーチも徐々にトップ2台とのギャップを詰めつつあった。そしてピットウィンドウがオープンする時点でプハッカはチェンに7秒近くという十分な差を確保しドライバー交代を迎えた。

プハッカからドライバー交代後、笠井はトップでレースに復帰するが、チェンから交代したヴァン・ダー・ドリフトがペースを上げてその差を一気に約30秒にまで詰めてみせる。さらにプッシュを続けたヴァン・ダー・ドリフトは猛烈な勢いで笠井を追い抜き、そのままフィニッシュ。エバン・チェン/クリス・ヴァン・ダー・ドリフトが初開催の韓国でシーズン5勝目を手にした。

2位には笠井崇志/ユーソ・プハッカ組、3位にはPRO-AMクラス優勝の落合俊之/アフィク・ヤジドが入っている。

笠井/プハッカが嬉しいシーズン初勝利を獲得

8月4日のレース2、ポールポジションからスタートした落合俊之/アフィク・ヤジドは、50分間のレースのフィニッシュ直前までトップを快走する。その後方では、エバン・チェン/クリス・ヴァン・ダー・ドリフトと笠井崇志/ユーソ・プハッカが僅差で続いた。

ところがヤジドからバトンを受けた落合はレース残り2分の段階で痛恨のブレーキングミス。この隙を狙ったチェンが落合のイン側に飛び込むが、落合も必死の抵抗を続ける。競り合うふたりが勢いを落とす中、プハッカが間隙を突いて首位に立つ。プハッカはそのままフィニッシュし、笠井とのコンビで初の総合優勝を達成。PROクラスの選手権ランキングでも、チェン/ヴァン・ダー・ドリフトとの差を4ポイントに広げている。

落合/ヤジド組がフィニッシュ後にペナルティ

落合/ヤジドは、総合3位・PRO-AMクラス1位でフィニッシュするが、ドライバー交代時のピットレーン速度違反でレース後にペナルティを課せられてクラス2位、総合4位に順位を落とした。この結果、PRO-AMクラス優勝はブレンドン・リーチ/ジェイク・ラッテンベリーが手にしている。

次戦のランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアは、8月29日〜9月1日に上海インターナショナル・サーキットで行われる。