リカルド、ブレーキング中にラインを変えたマグヌッセンに苛立ち「追突を避けるため、身動きが取れなかった」

 ルノーのダニエル・リカルドは、F1第12戦ハンガリーGPでハースのケビン・マグヌッセンと争った後で、彼を非難した。リカルドは、マグヌッセンが繰り返したブレーキング時の防御の動きに悪印象を持っているのだ。

 リカルドはタイヤ交換を終えたレース後半、マグヌッセンを追い立てていた。ポイント圏外での戦いではあったが、ふたりともゆずらぬ決意を十分に見せていた。リカルドが今にもマグヌッセンを抜こうとする場面が頻繁に見られたが、マグヌッセンはブレーキング中に防御の動きをした。このマグヌッセンの動きはスチュワードの注意を引き、リカルドを大いに苛立たせた。

「グリッド後方からのスタートは、いつも厳しいものだ。僕は長いことハードタイヤで走行していたけれど、最初の段階では問題はなかった」とリカルドは説明した。

「ソフトタイヤでは良いペースを出せた。マグヌッセンの後ろにつくことになったが、ブレーキング中の動きには感心しなかったね」

「彼が警告を与えられたのを聞いたが、でも彼はまたやったんだ。僕は彼に追突しないようにしていて、身動きが取れなかった」

「その後はあまりできることがなかった。最後にはタイヤが傷んでいた。少し苛立ったよ。僕たちはもっとペースを出せたからね」

「リプレイを見て何が起きたのかを見てみるつもりだけど、あの時は彼の動きにとてもイライラさせられた。ブレーキング中の動きは、好ましくないことのひとつだ。何回かはとても極端な動きだったと思う」

 最終的に、マグヌッセンがスチュワードの処分を受けることはなかった。しかしFIAのレースディレクターを務めるマイケル・マシは、繰り返されたこの動きについてさらなる精査が行われるべきだったかもしれないと認めた。

「動きが変わらないことで、チームに警告が発せられた」とマシは語った。

「1度限りではなく、繰り返されたことについての警告だ」

「ラインを防御するために1回動くことは許されている。しかしブレーキング中の動きについては、第2戦バーレーンGPでドライバー全員とミーティングを持ったが、彼らは特に(ブレーキング中のライン変更が)繰り返される場合は、厳しい対処が行われることを望んでいた」