ル・マン ウィナーの完全復刻。フォード GT40の“伝説の個体”が50台限定で現代に蘇る!

ル・マン ウィナーの完全復刻。フォード GT40の“伝説の個体”が50台限定で現代に蘇る!

Ford GT40

フォード GT40

2019年のいま蘇る伝説のP1075

ガルフカラーをまとったフォード・ワークスのGT40/シャシーナンバーP1075がル・マン24時間レースを2年連続で制してから、今年でちょうど50年。ブランズハッチやスパ、ワトキンズ・グレン、セブリングなど名だたるレースで勝利を飾った栄光のマシンだ。

ライバル不在ともいえる傑作レーシングカーのアニバーサリーを祝して、スーパーフォーマンスとサフィールGT40スペアーズ、ガルフ・オイル・インターナショナルが 「Toolroom Copy」、いわゆる細部まで徹底してオリジナルにこだわったリクリエーションモデルを製作するべく手を組んだ。

フォード_GT40_P1075_Toolroom_Copy_フロント

機構も見栄えも完璧に再現

英語圏で昨今広く使われるようになった「Toolroom Copy」とは、微に入り細をうがって正しく作られたレプリカを指す。かつてその新車を作っていた人々が工具室にいて、作業台に向かって手を動かしている・・・そんな光景が浮かぶほど良く出来ているモデルを指す用語である。

機械的に、かつ美的観点からも完璧にリクリエートされた「Toolroom Copy」および「トリビュート・エディション」には、P1000シリーズのシャシーナンバーをはじめ、“ガルフ”GT40カラーの限定ギター、そしてP1075を成功に導いたキーパーソンとなるスタッフ25人の名前が刻まれたバッジが付属する。

フォード_GT40_P1075_Toolroom_Copy_コクピット

両車とも、すでに英国のインポーターであるLe Mans Coupes Ltdで注文を受け付けている。生産予定台数はたったの50台だ。

「トリビュート・エディション」はP1075と同じガルフカラーとワイドボディ、タイヤを備え、見た目は実物と見分けがつかない。エンジンはラウシュパフォーマンス製のフォードV8を2種類(5リッター=302cui.、もしくは7リッター=427cui.)を用意。クワイフ製RFQかZF/RBTのトランスアクスルがオプションとなる。エアコンを含め公道走行可能なスペックを満たした仕様で18万5000ポンド(約2400万円。付加価値税込み)から購入可能。

フォード_GT40_P1075_Toolroom_Copy_リア

「Toolroom Copy」はヒストリックカーレース適合仕様

実車を徹底的に解析し、見栄え・機構のすべてを徹頭徹尾再現した「Toolroom Copy」。サーキットでの走行に適したスペックを備え、国際的なヒストリックカーレースに参加可能となる公認書、FIAヒストリック・テクニカルパスポートも取得している。こちらは車両価格28万ポンドから(約3600万円。付加価値税込み)という設定。

Le Mans Coupes Ltdのマネージング・ディレクター、オリバー・ヒュームは語る。

「P1075のオリジナルを所有することができるのは世界にひとりだけで、市場へおいそれと出てくるものではありません。そして、もしも売りに出たとしても99.9%の愛好家には手が出ないプライスタグがつくでしょう。かような状況に鑑みますと、スーパーフォーマンスのリクリエーションモデルは大変お値打ちだと思います。2019年11月には話題沸騰の映画『フォード vs フェラーリ』が公開されるので、GT40への関心は近年稀にみるほど盛り上がるでしょう」