ボッタス、メルセデスF1残留に向け交渉中「レースをしたいのならば、プランBやプランCも必要になる」

 メルセデスのバルテリ・ボッタスは、もしチームが彼を放出し、リザーブドライバーのエステバン・オコンに2020年のルイス・ハミルトンのチームメイトとしてシートを与えるのであれば、対応策をとる準備があると語っている。

 チーム代表を務めるトト・ウォルフはハンガリーで、サマーブレイク中に2020年のラインアップを決定すると語り、ハミルトンのチームメイト候補はボッタスとオコンに絞られていると認めた。

「エステバンか、バルテリか、という問題だ」とウォルフは語った。

「安定性があり、素晴らしい個性を持つ非常に優れたドライバーをとるか、もしくは見返りとリスクすべてを備えるマシンに乗るという機会と出番を若手に与えるかという点で、決断を下す」

「決定のプロセスを(月曜日に)始めるつもりだ。簡単にはいかないだろう」

 開幕からの4戦で2度の優勝を飾り、2019年シーズンの有望なスタートを切ったボッタスだが、第5戦スペインGP以降6勝を挙げたハミルトンに完全に追い抜かれてしまった。また第11戦ドイツGPと第12戦ハンガリーGPの2戦連続で芳しくないレースをしたことは、ボッタスを助けることにはならないだろう。

 ボッタスのパフォーマンス不振は、オコンのチャンスに道を開いた。元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、オコンが誰もが望むメルセデスのシートの最有力候補だと見ている。

「サマーブレイクに入り、チームは2週間の休暇を取らなければならない。ボッタスがメルセデスのシートを維持するのか、エステバン・オコンがハミルトンのチームメイトに収まるのか、それともどこかのチームに放出されるのか、ニュースが待ち望まれるところだ」とブランドルはレース後の『Sky Sports』コラムに書いている。

「この冬は、大きな変動はないだろう。だがシート争いが始まれば、ボッタスは最初のドミノになる可能性がある」

「彼らがどうするのかは分からない。もし推測しなければならないのなら、彼らはオコンを選ぶと私は言うだろう」

 ボッタスによると、彼は自身の運命を待つ一方で、対応策を考えているという。

「もちろん、このような状況になってそれでもF1でレースがしたいのなら、プランBや場合によってはプランCまで持つ必要がある」とボッタスはブダペストで語った。

「このことについて考え、話をしているのは確かだ。異なるプランを持つのは良いことだが、今は待っているところだ」