TAIROKU Racing with B-Max Engineering、鈴鹿10時間への参戦を断念。今季活動も休止へ

 8月22〜25日に、三重県の鈴鹿サーキットで行われる第48回サマーエンデュランス『BH オークション SMBC 鈴鹿10時間 耐久レース』に2台のニッサンGT-RニスモGT3で参戦を表明していたTAIROKU Racing with B-Max Engineeringだが、8月5日に同レースへの参戦を辞退すると発表した。

 TAIROKU Racing with B-Max Engineeringは、全日本F3選手権を主戦場としていた山口大陸がチームオーナー兼ドライバーとして、今季からピレリスーパー耐久シリーズに参戦していたチーム。第1戦鈴鹿にはフェラーリ488 GT3で参戦し、第2戦からはニッサンGT-RニスモGT3の2018年モデルにスイッチしていたが、全日本F3富士ラウンドの直前に山口が体調不良となってしまい、スーパー耐久オートポリス戦も欠場していた。

 スーパー耐久のスペシャルステージにも数えられている鈴鹿10時間に向けては、ニッサンGT-RニスモGT3はすでにGT-Rの2台体制での参戦を表明し、1台は本山哲/ハリソン・ニューウェイ/ニコラス・コスタ、もう1台は山口/高木真一/DRAGONというラインアップを組んでいたものの、オーナー兼ドライバーである山口の体調が依然回復せず、残念ながら参戦を断念することになった。

 また、TAIROKU Racing with B-Max Engineeringは山口の体調を考え、「チーム全体の方向性と目標とする夢を見据えて、本年度のすべてのプログラムをいったん中止しリセットすることとしました」と発表した。

 チームは「来年度以降、TAIROKU Racingが日本のプライベートレーシングチームのなかで大きな注目を集めるよう、さまざまなジャンルのモータースポーツに挑戦します。そのためにはドライバー兼チームオーナーに体調を万全な状態に戻してもらい、その間にチームはドライバー構成、参戦カテゴリーに関する情報収集、技術習得、そしてスポンサー活動を含めて最強プライベートチームへと成長できる要素を揃えていきます」としている。