フェラーリ、ハンガリーGPに空力アップデートを導入。ドイツでの失態を受け、信頼性の問題解決にも取り組む

 フェラーリF1チーム代表のマッティア・ビノットは、最近の数戦でSF90に見られていたパフォーマンスの改善が、今週末のハンガリーGPでも発揮されることを期待している。

 ライバルであるメルセデスに追いつきたいフェラーリは、スペインGP以降、定期的にSF90へのアップデートを施してきた。メルセデスのW10が得意とする中速および低速セクションでのスピードとバランスを改善することが、フェラーリにとっての課題となっている。

2019年F1ドイツGPでのベッテル
2019年F1ドイツGPでのベッテル

 この数戦でフェラーリには進歩が見られているようであり、チームはハンガリーGPでさらなるアップデートを投入する予定だ。低速で曲がりくねったコース特性を持つブダペストのハンガロリンクで、ライバルのメルセデスやレッドブルと比較してSF90がどれぐらいのパフォーマンスを発揮するか注目されるところだ。

「このレースにおいては、我々のマシンが様々なタイプのコースに関して改善されたという裏付けが、さらに取れるかどうかが重要になる」とビノットはチームのハンガリーGPプレビューで語っている。

「最近導入した様々なエレメントや、いくつかの空力アップデートに期待することができるだろう」

 ハンガリーGPでアップグレードの評価を行う一方で、フェラーリは高い信頼性を発揮することを目指している。ドイツGPの予選では2台のマシンにトラブルが発生したために、速さがありながら上位グリッドを獲得できなかった。

「ブダペストのコースでは通常、冷却が重要な要素となるし、ダウンフォースを最大化した構成でマシンを走らせることになる」とビノットは付け加えた。

「コーナーの特性によりタイヤには大きなストレスがかかる。これは予選でのシングルラップにさえ当てはまることだ」

「もちろん我々は、最近発生した信頼性のトラブルが再発することがないよう、問題解決に集中している」