あの『頑固オヤジ』清水和夫が「RAV4 ハイブリッドG」に満点を出した!? その評価ポイントとは?【頑固一徹 和・試乗】

【頑固一徹・清水和夫「トヨタ RAV4 ハイブリッドG」に乗る】

「頑固一徹」な国際自動車評論家・清水和夫さんによる本音試乗レポートを動画でお届けする新シリーズ、スタートです! 記念すべき第1回は、話題のトヨタ「RAV4 ハイブリッドG」。

RAV4は25年前の1994年に都会派RVとしてデビュー。5代目となる新型は「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用し、世界で戦えるテクノロジーを搭載するなど注目を集めているモデルです。

北米で爆発的なヒットを飛ばし、日本では2016年以来の登場となった新RAV4の実力を、頑固一徹・清水和夫さんはどう評価したでしょうか!?

clicccar新シリーズ「頑固一徹 和」。
新シリーズ「頑固一徹 和」スタートです!

■トヨタらしからぬ(!?)スポーティなエンジンと新プラットフォームでガンガンいける

・ボクのイチ押しは、応答性の良さでモーターAWD!

アメリカ、中国含め年間85万台! トヨタの中で単一車型で一番売れているのがRAV4なのだそうです。

人気のSUV、RAV4。
カムリのプラットフォームを共有するRAV4。

新型RAV4はカローラのプラットフォームではなく、1クラス上のカムリのKプラットフォームと呼ぶ、新しいTNGA(Toyota New Global Architecture)です。

RAV4のエンジン。
直列4気筒DOHCのA25A-FXS型エンジンは2.5L、131kw/178psのパワー&221Nm/22.5kgf・mのトルクを発生。

エンジンはレクサスにも使われている2.5L直4の「高速燃焼」と言われるエンジン。これにTHS(トヨタ・ハイブリッド・システム)を組み合わせ、ドライバビリティはトヨタのクルマとは思えない(!?)ほどレスポンスも良く、スポーティでガンガンいけます。

今回の試乗車はハイブリッドなので、駆動システムはリヤが電気によるモーターAWDになっています。

駆動システムは3種類。
試乗車は駆動システムはリヤが電気によるモーターAWD。

他にガソリン車の場合は2種類あり、従来型と、最も先進的なベクタリング方式のメカニカルAWDです。これは左右のリヤタイヤにクラッチを設け、それを上手く制御することで、外輪のスピードを上げて旋回モーメントを出せるというもの。

国際自動車評論家・清水和夫さん。
現役ラリードライバーでもある「頑固一徹 和」こと清水和夫さんです。

ボクがこの3つの中から選ぶとすると、モーターAWDですね。新型RAV4でオフロードを走ったことがあるのですが、アクセルオンに対するリヤタイヤの反応や応答性は、やっぱりベクタリングというよりモーターのほうが速いんです。その応答性の良さでボクはモーターAWD推しです。

RAV4の走り。
カムリのプラットフォームはボディ剛性もイイです。

ボディ剛性もしっかりしています。まぁRAV4がいいというか、ベースとなるカムリ系のプラットフォームがいいんだと思います。

ウ~ン、2019年度SUVはRAV4で決まりかな! マツダのディーゼルと対抗できる燃費性能やポテンシャルをRAV4は持ってます。我が家のクルマもRAV4にかえちゃおうかな!?っていうくらいイイです!

総合評価=5!
総合評価、星5つです!
評価ポイント=オール5!
評価ポイントもオール5!!

【頑固一徹 総合評価】(5段階評価)
★★★★★

【頑固一徹 評価ポイント】(5段階評価)
パワートレイン:和和和和和 5点
シャシー性能:和和和和和 5点
インターフェース:和和和和和 5点

ワインディングを走るRAV4。
ワインディングもガンガンいけます。

■取材協力:トヨタ自動車

(試乗:清水 和夫)

【SPECIFICATIONS】

車名:RAV4 ハイブリッド G
ボディサイズ:全長4600mm×全幅1855mm×全高1685mm
ホイールベース:2690mm
トレッド 前/後:1605mm/1625mm
車両重量:1690kg
エンジン:直列4気筒DOHC
エンジン排気量:2487cc
最高出力:131kW(178ps)/5700rpm
最大トルク:221Nm(22.5kgm)/3600~5200rpm
フロントモーター 高出力:88kw(120ps)最大トルク:202Nm(20.6kgm)
リアモーター 最高出力:40kw(54ps)最大トルク:121Nm(12.3kgm)
トランスミッション:電気式無段変速機
駆動方式:四輪駆動(AWD)
サスペンション F/R:マクファーソンストラット/ダブルウイッシュボーン
ブレーキ F/R:ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤサイズ:225/60R18(F/R共)
燃料消費率 WLTCモード:20.6km/L   JC08モード:25.0km/L
車両本体価格(税込):3,817,800円

【清水 和夫 プロフィール】

1954年生まれ東京出身/武蔵工業大学電子通信工学科卒業

ポルシェ好きでも有名な清水和夫。
「頑固一徹 和」は、清水和夫のこだわりが詰まった試乗動画シリーズです!

1972年のラリーデビュー以来、国内外の耐久レースに参加する一方、国際自動車ジャーナリストとして活動。自動車の運動理論・安全技術・環境技術などを中心に多方面のメディアで執筆し、TV番組のコメンテーターやシンポジウムのモデレーターとして多数の出演経験を持つ。

【頑固一徹試乗とは?】

国際モータージャーナリスト、清水和夫が斬る試乗インプレッション『頑固一徹テスト』。頑固一徹・清水和夫が独自の目線でチョイスした新型モデルを、パワートレイン、シャシー性能、ヒューマンマシンインターフェイス(HMI)の3分野で評価、採点し、その合計点によって5段階で評定します。

■頑固一徹テスト 試乗インプレッション
評価軸(3項目)&評価ポイント
パワートレイン 5段階評価(1〜5点)
シャシー性能 5段階評価(1〜5点)
ヒューマンマシンインターフェイス 5段階評価(1〜5点)

■頑固一徹 総合評価指数
1〜3点→和(評価1)
4〜6 点→和和(評価2)
7〜9点→和和和(評価3)
10〜12点→和和和和(評価4)
13〜15点→和和和和和(評価5)