「甦れ! ハコスカGT-R仕様!」各部に最新のメカニズムを投入しつつ当時のフィーリングを残した匠のメイキング!

「甦れ! ハコスカGT-R仕様!」各部に最新のメカニズムを投入しつつ当時のフィーリングを残した匠のメイキング!

あえて旧車感を残した現代版ハコスカGT-R仕様!

エンジンはOERスロットル仕様のRB25DE!

KGC10、通称ハコスカ。製作したのは、RBエンジン搭載のコンプリート車両で知られるロッキーオートだ。そしてここで紹介するのは、もともとL型エンジンが搭載されていたGTをベースに定番のGT-Rルックに仕上げられた2ドアモデル。

ボディは一度ドンガラ状態にしてからフルレストアを敢行。その際にフレームを追加して現行スポーツモデルなみのボディ剛性を与えている。これだけで高速巡航時の安定性がグッと高まるそだ。

チューニング内容は、当時のフィーリングを尊重しつつ現代の道路事情に溶け込めるよう、心臓部にはOER多連スロットル&ステンEXマニで武装したRB25DEを搭載。

制御は国産フルコンの代名詞でもあるHKS F-CON Vプロが担い、オートエアコンやパワステも装備された快適仕様だ。

マフラーはGT-Rルックに似合う極太砲弾タイプを採用する。ちなみにバンパーやレンズ類は貴重な新品が使われていたりする。ヘッドライトはクリアタイプをインストールする。

操作系にも工夫が凝らされている。ハコスカのアクセルペダルは本来「オルガン式」なのだが、現代の国産車は大半が「吊り下げ式」だ。オルガン式ペダルに慣れていない人でも違和感なく運転できるよう、このマシンはあえて「吊り下げ式」に変更しているのだ。

また、ブレーキはR32スカイラインのキャリパー&ディスクによって強化されているが、あえてダルさを残すためにマスターバックには径の小さいケンメリGT-R用を移植。旧車フィーリングをとことん追求しているのである。サスペンションはオリジナルの全長調整式車高調を導入する。

旧車らしい荒々しさを残しつつ、トラブルフリーの走行性能を手にしたハコスカGT-R仕様。旧車チューンにおけるひとつの理想形と言えるだろう。

●取材協力:ロッキーオート TEL:0564-58-7080