リカルド、F1スペインGPでポイントを逃したことに苛立ち。「12位を目指すようなマシンではない」

 F1スペインGPのレース後半においてルノーが慎重すぎるアプローチをとったことで、ポイント獲得の絶好のチャンスを棒に振ってしまったと、ダニエル・リカルドは考えている。

 リカルドは予選13番グリッドからたったひとつ上の順位につけ、トップ10圏外でフィニッシュした。

 第1スティントではピレリのソフトタイヤを履いていたリカルドは、最終的に8位でフィニッシュしたマクラーレンのカルロス・サインツJr.のすぐ後ろで、彼に引けを取らない走りをしていた。

 しかしルノーは保守的なアプローチを選び、リカルドにハードタイヤを履かせた。トップ10に食い込むチャンスを高められると考えてのことだったが、この戦略は成功しなかった。

「正直なところ苛立ちを感じている」とリカルドはすべてが終わってから話した。

「カルロスは8位につけていて、第1スティントの終わりでは彼を捉えていた。僕はハード、彼はミディアムにタイヤを変え、そのアウトラップで僕を抜いたんだ。僕たちは彼と同じペースを出せていたと思う」

「はっきり言って僕たちは、中団グループが激しい接戦になっているなかで、このマシンでなら可能だった結果を出すことができなかった」

 リカルドの考えとしては、ルノーは偏った戦術の結果としてポイントを獲りこぼしたのだという。

「不完全さがあり、僕たちは穫れる可能性のあった4ポイントを獲得できなかった」とリカルドは語った。

「つまり僕らは、もっと上手くやろうと努力しなければならない。自分たちに何ができるかを把握し、なぜミディアムではなくハードタイヤを選んだのかを理解する。もしも僕たちが慎重すぎたのなら、慎重になるのをやめればいい」

 これまでのところルノーの成績は芳しくなく、リカルドは中国GPで7位入賞という成果を出しただけだ。

「10位のポイントのために戦いたいと思っていないことは確かだ」とリカルド。

「僕たちは8位につけられるだけの十分な力があった。そうできなかったことに不満が募る。12位を目指すようなマシンではないとはいえ、中団グループの競争は激しい」

「もっと上手くやらなければならない。チームに僕の視点から意見を伝えることになるだろう。でも同時にポジティブな面にも目を向けて、皆を励まし続けるよ」