2代目フィット(GE6)1.3Lモデルを老舗がターボチューン! 実測150馬力でRSグレードを突き放す速さをGET!

2代目フィット(GE6)1.3Lモデルを老舗がターボチューン! 実測150馬力でRSグレードを突き放す速さをGET!

TF-035タービンをドッキングして150馬力までパワーアップ!

1.3L+CVTモデルでも1.5L上位グレードをカモれる!

ホンダが誇るコンパクトカー「フィット」。爆発的ヒットを飛ばした2代目のGE型にはスポーティな1.5LモデルのRSも存在するが、ここで紹介するのはエコでファミリーユースに適している1.3LのCVTモデルがベース。三菱のTF-035というタービンを流用し、パイピング類をワンオフ製作することで、見事にターボ化を果たしているのだ!

このTF-035は、コルトラリーアートバージョンRをはじめ様々な車種で純正採用されているメタルタービン。耐久性が高く、オイルラインの他にウォーターラインも備えているのが選択した理由。

というのも、後方排気のフィットではタービンに熱が篭りやすくなるためタービン自体の冷却性能が重要になってくるからだ。また、比較的コンパクトな設計なので、限られたスペースでも十分にクリアランスを確保できるのも大きなメリットといえる。

ターボチューンで重要な排気系は、タービン以降をすべてワンオフ。第2触媒を残し、オール50φのステンレスパイプで製作した。砲弾型サイレンサーをやや斜めにオフセットさせるなど、ワンオフのメリットを活かし見た目にも拘っている。

さらに、油温の安定を図るためにオイルクーラーを追加した他、熱害の影響を受けやすいCVTの耐久性を確保するべくATFクーラーも装備。インタークーラーはHKSのGDフィット用を加工して使用する。ちなみにエンジンのマネージメントは、かつてHKSのタービンキットなどに付属していたF-CON miniを使った。

そうして生まれ変わったターボ仕様のフィットは、最大ブースト0.4キロ(アクチュエーター制御)をかけてノーマルから約40psアップとなる148.4psを出力。上位グレードであるフィットRS(カタログ値は120ps)を軽く千切れるポテンシャルを手に入れているというから侮れない。

なお、パワースペックの製作を担当したホンダ車チューンの老舗「トップフューエル」は、変速ショックがないCVT車でのターボ化でも違和感のないフィーリングを徹底追求したとのこと。このあたりは、さすが数多くのボルトオンターボを手がけてきたトップフューエル。膨大なノウハウがあってこそなせる技だ。

ターボ化によって増大したパワーをロスなく使い切るためのチューニングが随所に施されているのも見所だ。

足まわりはRS★Rのベーシックi車高調でローダウン。タイヤは前後とも205/45-16にワイド化したアドバンネオバAD08をセットしてエンジン出力のアップに対応する。

コクピットまわりはデフィのメーターを集中マウントさせてレーシーなイメージを演出。純正ナビのモニターにはHKSのキャンプ2を接続して様々な車両情報を表示させている。

元々は家族の足グルマとして使用するつもりで購入した1.3LのGE6フィット。気がつけばボルトオンターボ仕様にまで進化しちゃったわけだけど、もちろんオーナーに後悔の様子など全くない。逆に、格上をカモれるパワフルなチューンドに大満足なのであります! 

●取材協力:トップフューエル 三重県松阪市中道町500-1 TEL:0598-56-5880