初走行で筑波FF最速の53秒台を記録! カナダのシビックSiが速すぎる問題!

初走行で筑波FF最速の53秒台を記録! カナダのシビックSiが速すぎる問題!

筑波に激震が走る! カナダのチューンドシビックがテスト走行で53秒台を記録!

アッサリと記録を塗り替えられたHKSはどう動く!?

衝撃的なニュースが舞い込んできた。

2019年2月23日に筑波サーキットで開催される「Attack」というタイムアタックに参戦するために、はるばるカナダから海を越えてやってきた「Vibrant Performance」のシビックSiが、2月22日のテスト走行でFF最速となる53秒299を記録したのである。

ちなみにこのシビックSiはまだセッティング中の段階で、ドライバーのウイリアムも今回が筑波初走行。アメリカのバトンウィローでFF最速の称号を持ち、WTAC2018で2位を獲得したその実力はハンパではないということか。

これまでFF最速の座はHKSのTRB-04(スイフトスポーツ-ZC33S-/55秒498)だった。それが、まだまだ伸び代のある海外チャレンジャーに1秒以上の差をつけられて王座を奪われてしまったのである。
 
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負けず嫌いのHKSのことだから何かしらのアクションを起こすだろうが、敵を知る意味で、OPTION誌に掲載されていた過去(2018年12月号)の記事から、このシビックSiのポテンシャルを読み取っていこうと思う。

エンジンはK24ベースで、BC(ブライアン・クロワー)のパーツを投入して排気量をアップ、EFRタービンをセットすることで750psオーバーというスペックを誇る。制御はモーテック。スカンクのサージタンクや削り出しのビッグスロットル、配管類の仕上げなど、補機類のセットを見ても内容の濃さが伝わってくるだろう。

ボディはドライカーボンを多用して大幅な軽量化を敢行。タイヤはWTAC参戦時はアドバンA050(フロント295/35-18 リヤ264/35-18)であった。今回は日本での走行をサポートしているHoosier製タイヤ(フロント315/30-18 リヤ255/35-18)を装着。

ミッションはクワイフ製の横置きシーケンシャルで、エアシフターによるパドル操作を可能にしている。ボディ外板にはドライカーボンを多用するなど軽量化にも余念がない。

このように、2018年時点のスペックを見ても先端技術を詰め込んだタイムアタックマシンだとわかるが、それにしてもFFベースで筑波53秒台は異常。この記録を塗り替えることなど、HKSとて容易ではないだろう。

なにはともあれ、タイムアタックのために日本へきてくれた「Vibrant Performance」とウイリアムの心意気には感服だ。