岡山でスーパーGTのメーカーテスト実施。GT500/GT300の9台が雨の中走行を重ねる

 1月31日から、岡山国際サーキットでGT500クラス7台、GT300クラスが2台と、合計9台が参加したメーカーテストがスタートした。ただ、走行1日目はあいにくの雨模様。ウエットコンディションでのテストとなった。

 すでに2018年12月にマレーシアのセパンでテストがスタートしたほか、1月11日にはホンダが東京オートサロンで体制発表を行い、富士ではレクサス勢がテストを行うなど、2019年に向けた準備が進んでいるスーパーGT。1月31日からは、合計9台のマシンが岡山に集い、メーカーテストが行われた。

 発表が済んでいるホンダ勢は、チャンピオンナンバーであるゼッケン1番をつけたTEAM KUNIMITSUが、ノーズ部分以外オフシーズン専用のカラーリングで登場。また、AUTOBACS RACING TEAM AGURIの8号車は2018年までのカラーリングではなく、暫定的な状態で走行した。KEIHIN REAL RACINGの17号車は2018年からはグリルの色が変化している。ドライバーはオートサロンで発表されたとおりのメンバーが参加した。

 一方、1月には富士スピードウェイで非公開のテストを行っているレクサス勢は、ルマン6号車、トムス37号車、セルモ38号車、サード39号車というブリヂストンを履く4台が参加。こちらはまだ体制発表が行われていないが、おおむね噂に上がっているドライバーたちが乗り込み、周回を重ねた。

 またGT300では、レクサスRC F GT3を使う2台がテストに参加している。LM corsaの60号車、k-tunes Racingの96号車という2台だが、k-tunes Racingの96号車には、東京オートサロンで発表されなかった新田守男のパートナーとなる若手ドライバーが乗り込んでいる。

 そんな9台が参加したテストだが、初日は9時30分の走行開始直前から小雨が舞いはじめ、テスト開始後強くなってしまう。その中で序盤から積極的に周回を重ねたのは、17号車NSX-GTと8号車NSX-GT。また39号車レクサスLC500も数多く周回を重ねた。GT300クラスの2台は、開始から1時間が経過してからコースインしている。

 最終的に1日目午前は、53周をこなした17号車NSX-GTが1分27秒464でトップタイム。49周を走った39号車LC500が1分27秒727で続き、1号車NSX-GTが1分28秒036で3番手。ただ、これはコースオープン直後のコースが乾いているときのタイムだ。

 雨脚は午後に向けて強まっていき、13時30分からの走行はヘビーウエットとなってしまう。気温もそのため3台のNSX-GT勢と39号車LC500は走行せず、3台のLC500と2台のRC F GT3のみが周回を重ねることに。セッション途中からはさらに雨も強くなったこともあり、セッションは残り30分間を翌日に振り替え。午後は最終的に22周をこなした6号車LC500が1分34秒104でトップとなった。

 なお、すでに12月のセパンテストから各車に装着されているものだが、NSX-GTにはフロントのフリックボックスの形状が2018年までと異なるものを装着しているマシンがあった。レクサスも富士でトライされていたと言われている。2019年に向けての車両のアップデートに関するアナウンスはまだオープンにはなっていないが、それを見据えたものであるようだ。

KEIHIN REAL RACINGの17号車NSX-GT
トムスの37号車LC500
TEAM KUNIMITSUの1号車NSX-GT
セルモの38号車レクサスLC500
AUTOBACS RACING TEAM AGURIの8号車NSX-GT
サードの39号車レクサスLC500
岡山国際サーキットのピットレーンを走るTEAM KUNIMITSUの1号車NSX-GT
k-Tunes RacingのレクサスRC F GT3
LM corsaのレクサスRC F GT3