メキシコGP主催者、F1オーナーの対応を批判したGPプロモーター協会の声明を否定

 F1メキシコGPの主催者は、F1オーナーのリバティ・メディアによるビジネス運営について批判したフォーミュラワン・プロモーターズ・アソシエーション(FOPA)の姿勢には同意していないようだ。

 FOPAは、16のF1グランプリプロモーターによって構成されている組織だ。1月28日(月)にロンドンで会合が行われ、FOPAはメキシコGP主催者代表を含む16人のメンバーが支持していると見られる声明を発表した。この声明は、レース主催者の大半がF1の商業権保有者であるリバティ・メディアに対し、F1の無料放送がなくなりつつあること、新規グランプリとの契約方針などをについて批判している。

 だがメキシコGPの主催者代表は、月曜日に行われた会議には出席していなかったと主張しており、したがって必ずしもFOPAの姿勢に協調しているわけではなく、シルバーストン・サーキットのマネージングディレクターを務めるスチュアート・プリングル氏が主導したリバティ・メディアへの批判声明に同意しているわけでもないとしている。

 メキシコGPの主催者が発表した声明は、以下の通りだ。

「FOPAが発表した声明について、我々はそれぞれの国やレースが異なるものであることを理解しており、他国の主催者に対する支持を表明したい」

「また、他の主催者との現在進行中の協業や良好な関係性を歓迎している」

「しかし、我々はそのミーティングに出席しておらず、各主催者およびファンからの要望や懸念について理解しようとしているF1新オーナーの仕事を評価している」

「リバティ・メディアは彼らの懸念に耳を傾けて慎重な対応をし、双方の関係者が非常に密接に取り組みを行ってきたと認識している。結果として、我々はFOPAが出した声明に同意していない」

「メキシコGPの契約更新については、個別に交渉を継続している」

 また同日にはロシアGP主催者のセルゲイ・ボロビヨフもFOPAのコメントを否定しており、ロシアはFOPAメンバーではなく、同協会からは独立していると表明した。なおロシアに加えて、日本、アラブ首長国連邦(アブダビ)、モナコ、バーレーンもFOPAのメンバーではないと考えられている。