こんなS31Zが欲しかった! エアコン&パワステ付きのフル補強ボディに400psのRB25DETを搭載!

こんなS31Zが欲しかった! エアコン&パワステ付きのフル補強ボディに400psのRB25DETを搭載!

240ZG仕様のエクステリアに400psの強心臓!

なんとダッシュボードはR33GT-R用を移植

このフェアレディZは。R32ベースのケンメリGT-Rレプリカや、2000GTレプリカなど、数々の話題作を世に送り出しているロッキーオートの製作車両。その製作実績は、相当数に及ぶL型改RB換装仕様だ。

S30系フェアレディZといえば、ボディが軽量な前期モデルが人気だが、ロッキーオート的なオススメは最終モデルのS31。その理由は、最初期に比べると10年近くボディの年齢が若いことはもちろん、日産の度重なる改良でボディ&サスペンションの剛性が著しく高められているからなのだ。

というわけで、この車両も製作時に選ばれたベースは1978年(昭和53年)式の最終モデルのS31。ただし、外観的には前期テールなどの移植を受け、オーバーフェンダーやGノーズを装着した240ZG仕様となっている。

そのボディは、ストリップ状態からスポット増しやフレームの追加で剛性を向上、大きなターボパワーにもしっかり対応でき、操縦安定性の高いものに仕上げられている。

また、内装を見ると痛みがちなダッシュボードはBCNR33のものを移植、シートはダットサンバケット、ミラーは当時のレース用ワイドなど温故知新のフィニッシュだ。もちろん、快適装備もしっかり盛り込まれ、パワーステアリングは油圧式、オートエアコンやパワーウインドウも装着。

エンジンは、やり過ぎなくて乗りやすいGT2835Rタービンを装備したRB25DET。前置きインタークーラーやトラスト性のサージタンクなども組み付けられた。

このフェアレディZの内容は、ロッキーオートの定番スタイルではあるが、製作を重ねるたびに進化を続けているとのことだ。

取材協力:ロッキーオート

GT2835タービンとトラストのサージタンクを組み合わせ、ターンフロー化されたRB25DETエンジン。出力は約400psで、耐久性や乗りやすさなどを加味しするとベストな仕様だという。

エンジンマネージメントはR33用のパワーFC。チューンドRBエンジンの定番フルコンだ。

ノーズからのぞくインタークーラーや極太のマフラー(メイン80φ)は、機能性はもちろんだが、Zの存在感を高めるビジュアルのアクセントにもなっている。

起毛処理されバックスキン風に仕上げられたダッシュボードはBCNR33用で平成ルック。しかし、シートやミラーは当時のレースパーツのレプリカを使うなど、室内は新旧渾然の様相だが、それがこの車両の素性を物語るようで、決して違和感のない仕上がりになっている。

サスペンションはオーリンズの車高調にピロ化されたパイプ製アームなどで剛性をアップ。シャープなハンドリングを実現した。ブレーキは前後ディスクなのはもちろん、ロッキーオートオリジナルの高剛性対抗キャリパーを装備する。パワーステアリングは油圧式に拘っている。

ホイールはレイズの旧車用軽量ホイール「TE37V」。タイヤはオーナーの好みによりミシュランのパイロットスポーツ(225/45-17 R255/40-17)という組み合わせだ。

フロントフレームの補強は以前撮影したものだが、前後ストラット周辺は特に入念に補強が加えられている。RBエンジンの搭載や現行ハイグリップラジアルタイヤの装着に対応する強靭なボディは安定性能への必須条件となっている。