大反響の1JZ搭載FD3S! 車検問題やエンジンスワップ予算を公開!

大反響の1JZ搭載FD3S! 車検問題やエンジンスワップ予算を公開!

RX-7改1JZ-GTE仕様の予算や車検対策を調べてみた

安心して10年乗り続けられるよう車検取得を前提にエンジンスワップ!

過去に例を見ないほどの閲覧者数を記録した1JZ搭載FD3Sの記事。

 

「RX-7のスタイルは好きだけど13Bエンジンは…」というオーナーのために辿り着いた1JZ-GTE換装術!

https://option.tokyo/2019/01/23/17035/

それだけFD3Sのエンジン換装ネタに興味ある読者が多いということなのだろうが、せっかくなので誰もが気になるであろう車検に関する部分の追加情報を公開しておこう。

このマシンを製作したのは、公認車検取得を前提としたエンジンスワップを長年に渡って手がけてきた愛知県のC&Yスポーツ。そのコンセプトは『10年乗り続けられる安心感を持たせる』こと。せっかく手間とお金をかけて作るのだから長く乗ってもらいたい、という気持ちが強いのだという。

「予算にこだわらないというお客さんは別として、基本的にできるだけリーズナブルに仕上げられるように、最低限の加工で搭載できる方法を提案します。特に希望がない場合は、これまでの経験からバツグンの丈夫さを誇っているJZ系エンジンをオススメすることが多いですね」と知念さん。

エンジンスワップの際に必要になる手続きは、主に原動機を変更する『構造変更』と、ミッションやプロペラシャフトなど動力伝達装置の『記載変更』のふたつ。

エンジン乗せるスペースが足りないからといって安易にボディを切ったり穴を開けたりすると、強度検討など車検取得のための手間も費用がイッキに増えてしまう。そのため、いかにボディを加工せずに搭載できるかというのが最大のポイントになるという。反対に、車検には関係のないオイルパンなどは大加工したってかまわないそうだ。

ただし、何とかエンジンが乗ったとしても、リヤデフに対してミッションやプロペラシャフトの角度に無理がある場合はNGとなることもあるとか。

さらに、物理的問題の他に公認仕様を製作するにあたってポイントとなるのが『メーターやインジケーターがちゃんと動くこと』だという。当然ながら、エアコンやパワステなども問題なく動くように製作するのが基本だ。

この内容で、1台あたりおよそ160〜180万円くらいで載せ換えから公認までを行っているということなので、興味がある人は問い合わせてみてほしい。

取材協力:C&Yスポーツ


C&Yスポーツ 知念さん

「これまでも様々なパターンでスワップを行ってきたので、問題が起こったときの対処法などのノウハウはバッチリです。それでも、はじめて行う組み合わせの場合は、最初の打ち合わせの段階で第3希望くらいまでエンジンを選んでおいてもらいたいですね。また、そのほかの部分も問題がおこりそうな部分はあらかじめ確認するよう心がけて製作していますよ」

もともと小さい13Bが乗っていたエンジンルームに、ツインターボの6気筒エンジンを登載するのは至難のワザ。レイアウト的にはかなり厳しいものの「壊れにくいうえに燃費も良くなるから、個人的にかなりオススメの組み合わせです」と知念さん。あと10年乗るためにエンジンオーバーホールしたり、乗り換えたりすることを考えたら、スワップチューンも非現実的な価格ではない。

触媒は搭載するエンジンの純正品を、レイアウトを変更せずに使うのが基本。これによって車検を通す際に排ガス浄化装置の変更などメンドウな手続きを減らすことができるのだ。ただし、排ガスの規制はどんどん厳しくなっているため、古い年式のクルマに新しい年式のエンジンを換装するのはOKだけど、その逆はハードルが高くなる。排ガス規制の区分は車両型式の最初につく『GF-』や『DBA-』などの記号で管理されている。

搭載したエンジンのECUを使い、車両側の配線と繋ぎ直していくのが基本。メーター類もできるだけ純正を動かせるようにパルス変換などの手段を駆使するけど、難しい場合は社外品のメーターを使用することもあるという。ミッションは1JZ純正5速を換装、記載変更を行っている。「ギヤ比やファイナルの組み合わせは、完成して乗ってみないとわからないので、換装時に手を付けることは少ないですね」とのこと。

FD3Sはボディデザインの美しさが好きで乗っているユーザーも多いため、ボンネットの加工が最小限で済むように、さまざまな方法を駆使してエンジンを低くマウントしている。それでもボンネットに干渉してしまうため中央部分をかさ上げ加工している。