スタンス仕様のVTEC兄弟! EK9シビック&DC5インテグラの極低スタイル!

スタンス仕様のVTEC兄弟! EK9シビック&DC5インテグラの極低スタイル!

魅せるスタンス系ローダウンVTECの作り方!!

15インチで低さを強調するEK9と17インチのツラウチで勝負するDC5

過去には、走り系とカスタム系、車種による棲み分け感の強かったホンダ車のチューニングカーだが、昨今注目されているのはイジる方向性に関係なく、スポーツ系をベースにするもの。

そもそも、街乗り+α〜峠レベルのステージであれば、パワー系のチューニングを必要と感じさせないほど完成度の高い機関系を搭載するシビック・インテグラだけに、ふつつに分けるとハンパになってしまう予算を、スタイル作りに注力しても、走ることはじゅうぶん楽しめてしまう性能だ。

ところで、ここで紹介する2台のローダウンVTECのオーナーは、どちらも20代。新たな世代が、直感的にカッコいいと思い、ホンダのVTECスポーツを選び、ひとまず速さは十分だから、メッチャカッコいいスタイルから作り上げようという道を選んだという。

そして出会ったのが、地元にあるカスタムショップのコモンスナッパーだ。

このショップの特徴は、国産、アメ車、ヨロピアンスーパースポーツなどベース車の国籍や車格を選ばず、幅広いカスタムの視点から、最旬なセンスを盛り込む力を持っていること。

ちなみに、カスタムチューンドににはかかせないホイールに関して言えば、以前のアメ鍛ブームの火付け役でもあったし、アメ鍛は流通事情が悪くユーザーに安定供給できないと感じてからは“個性的でカッコいいものを!!”と、自らがホイールをプロデュースし、バラマンディというブランドを立ち上げホイールメーカーとなってしまったほど。

そして、ここで紹介する2台は同じホンダ、同じバラマンディを履きこなしてしるが、ボディがコンパクトなシビックタイプR(EK9)は、あえて車高の低さを強調できる15インチを、多少大柄なインテグラR(DC5)には、17インチホイールをセットして、アーチ内でホイールの存在感を際立たせるセットアップを行っている。

ちなみに、この2台が見た目でこだわっているのは、ゴテゴテせずあくまでスッキリとしたスポーティーな外観であることなのはいうまでもない。

シンプルながらどことなくカッコいい、車高のセットとホイール選びで勝負するローダウンVTEC。

いかにも街を走るっていそうな、ちょっとヤンチャな印象を強調したスポーツカスタムの雰囲気、強烈に伝わってくるんじゃないかな。

取材協力:コモンスナッパー


INTEGRA【DC5】

シブ目のポルシェカラーとUSDMスタイルでシンプルに!!

17インチのバラマンディ「Raycod」を履きこなすインテグラタイプR。さらりと履いているホイールはなんと前後とも10.5Jという厚さ。段付のリムがさらにリムの深さを強調し、切削仕上げのディスクがシャープな印象を作り上げる。

車高調を思いきり下げているため、スプリングのレートは高めで、ストロークを規制している。

シックなブラウン系メタリックのボディカラーは、ポルシェの純正色でトパーズブラウン、他のインテグラとちょっと違って見えるフェイス、実は社外製(アメリカで流通しているもの)のプロジェクタータイプのヘッドライトを組み込んでいる。

スタイルがある程度理想的にまとまってきたので、今後は4連スロットルを中心に、エンジンルームの魅せるチューニングを計画している最中だという。

ホイールは、バラマンディのRaycod、フロントは10.5Jでオフセットはプラス10。切削仕上げとすることでセンターディスクがメカニカルな印象を高める。

アーム類を多数機見込み、キャンバー角まで調整しながらタイヤ&ホイールをフェンダーアーチ内に納めている。また、車高ダウンに伴い縮み側のストロークを最低限とするため、スプリングはかなりハードレート。

マフラーは左右出しでワンオフし、バンパー下端を加工してテール位置をバンパーに被せている。

リヤスポイラーは純正だ。さりげなく装着された小ぶりなカナードと社外ライトユニットで強めの表情を作り出している。

左右ともフルバケットを装着するなど、基本とするのはストリートレーサー的なスタイル。エンジンはノーマルだが、今後魅せることも考えたパーツ選びでチューニングをしていきたいという。


CIVIC【EK9】

深リムを強調できる小径ホイールをあえて選ぶ!!

もともと峠やサーキットなど、走ることも目指してシビックタイプRを購入したという大屋さん。ペッタペタに下げた車高に組みあわされるのはバラマンディのDoradoの15インチ(F9J R10J)という組み合わせ。

小径ホイールを選ぶことで、車高を低くセットでき、また見た目的にはリム深が強調されるのもスタイリング上のメリット。リヤホイールの見た目などは、それだけで他のカスタムユーザーを圧倒できるほどの深いリムがセットされている。

リヤホイールは10J+3のバラマンディDorado。小径なだけあってリムの深さもハンパなく強調されている。

リヤウイングは純正だがステーはアメリカ製の調整式。存在をアピールするため立て目のセットアップを行っている。

もともとサーキットや峠を走ることも目的に購入したタイプRだが、エンジン性能はノーマルで十分速さと楽しさを感じられた(のでノーマルのまま)。そのぶん、スタイルに費用をかけることができて、ホンダ車はその面でもお得な感じ。

限界のホイールセットを実現するため、アーム長の変更やフェンダーの加工は欠かせないポイント。