RX-7伝説の幕開け! SEリミテッド純正カラーが新鮮なSA22Cチューンド登場!

RX-7伝説の幕開け! SEリミテッド純正カラーが新鮮なSA22Cチューンド登場!

FC3S用13Bターボ換装でオーバー440psの強心臓を手に入れる!

パワーウェイトレシオ約2.3kg/ps! 現行車に負けない高速巡航も可能

軽量ボディに12Aロータリーエンジンを搭載し、ピュアスポーツカーとしての確固たる地位を築いたSA22C型サバンナRX-7。

現在でもその人気は根強いけれど、問題なのは搭載される12Aの純正パーツがすでに生産中止となっていて、入手が困難だということ。

そのためRSパンテーラでは、現在でも純正パーツが入手可能なFC3S用の13Bターボエンジン換装を提案。これまで数台を製作していて、この車両もその中の1台だ。

13Bエンジン換装は、パーツ供給の安定化以外にも12Aの573㏄×2から654㏄×2とローターサイズがアップすることにより、1トンほどのSA22Cには十分すぎる低速トルクを得られるというメリットがある。

さらにこの車両の場合は、ポート形状とタイミングを変更することで、ブースト圧を抑えて耐久性を高めながらも442psというハイパワーを得ている。

ミッションに関してもSA22C純正より強度に優れるFC3S用を搭載。もちろん、そのまま載せるとシフトレバーの位置が異なってしまうため、ミッション側を加工し、違和感なくシフト操作ができるように調整済みだ。

こうして完成したマシンは、走行中でもアクセルを強く踏み込めばリアタイヤを簡単にホイールスピンさせることができるほどのじゃじゃ馬に変身。旧車とは思えない、現役バリバリの走行性能を手に入れている。

取材協力:RSパンテーラ

当時からレアだったSEリミテッド純正の2トーンカラーは、現在では台数も少なく貴重なためオールペンは考えていないという。ERC製FRPボンネットはアウトレットダクトから熱気を放出し、水温安定化に貢献。

オーバーホールと同時にポートタイミングやサイズも変更。重量バランスを揃えた低圧縮ローターが組み込まれる。600psほどまで発生可能だというターボネティックス製タービンはブースト圧0.8キロでも442psを発揮する。

サクションパイプはアルミ板を曲げて2枚合わせで製作することで、太さが一定になり圧損を減らせるという。コイルやイグナイターなどの点火系もFC3S用を移植。

12A用のフロントカバー内部を加工して13Bエンジンと組み合わせることで、マウントを変更することなく搭載。電動ファンはF-CON Vプロで制御して水温を安定させる。

エキマニやフロントパイプ、マフラーもワンオフ製作。音量を抑えながらも、パワーに見合った排気効率を確保している。

当時としては高級感溢れるカラーを採用していたSEリミテッドの内装。センターコンソール周辺の追加メーター以外は当時の雰囲気をそのまま残しているという。

オーナー自ら製作したステーに大型タコメーターを装着。油温、油圧、水温メーターなど以外に、ストリートマシンには欠かせないカーナビも装着される。

フロントストラットはR31スカイライン用を使用してブレーキはR32用キャリパーとローターも移植。ホイールはRSワタナベ製で、キャリパーに接触しないようにスペーサーをセット。

エンジンルームにバッテリーを配置するスペースがなくなってしまったことから、トランクに移植。リアの重量が軽いため、少しでも重量物を乗せてトラクションを稼ぎたいという思いもあるとか。