ここまでするか! 510ブルにVTECエンジン換装! 現代的に仕上げられた内外装の細部フィニッシュも注目

ここまでするか! 510ブルにVTECエンジン換装! 現代的に仕上げられた内外装の細部フィニッシュも注目

拘りの46年式クーペにVTEC! クールなストリートスタイルの510ブル

F20C換装を軸にした隙のないメイキング

北米をはじめ、多くの車両が海外に輸出され高い評価を受けたことで、日産を世界ブランドに押し上げた車種と言っていいのがこの510系ブルーバード。

実用車としてはもちろん、レース&ラリーフィールドでの活躍も華々しく、その経緯もあって多くのチューニング手法が広められた。そしてマニアが発生し、彼らのライフスタイルにまで根ざすようになり、カスタムベースとしても今だにもてはやされている。コモンスナッパーで製作された46年式のクーペ(KP510)も、そんな流れの中で作り込まれた1台。

エンジンにはホンダS2000に搭載されるF20Cが搭載され、機関系の性能が高められているのはもちろん、室内にはR35GT-R用シートやそれに合わせて張り替えられたインテリア、そしてダッシュボードにはiPhoneがインストールされるなど、走りを重視したチューニングカーとしても、見た目を重視したカスタムカーとしても注目を浴びるべき存在にリメイクされた。

また、車高を落とした程度でほぼオリジナルを保つエクステリアにも、鍛造削り出しのバラマンディホイールでアクセント、まるで西海岸を走るクルマ好きの実用カスタムカーといった趣だ。

もちろん、パワステやエアコンなどの装着もお約束通り、まさにいつでも乗りたくなるような快適旧車に仕上げられている。

取材協力:コモンスナッパー

S2000から移植されたF20Cエンジンにはワンオフのロングエキマニが装備され、見た目を整えている上に低速トルクを引き出している。

主張しすぎないをコンセプトに製作されたマフラーは60φのシングル。サイレンサーも楕円でテール側からチラリと見える程度を狙ってレイアウトされている。

オリジナルのサスキットはリヤまで車高調整機能がもたされる。ブレーキはウィルウッドで、旧車にも取り付けやすいサイズがラインナップされているのがポイントだ。

ホイールは3ピース、鍛造切削ディスクのバラマンディ・イレブン、リムの選択幅が広く旧車のボディとジャストのマッチングを実現できる。

S2000のデジタルメーターが納められるダッシュボードは成型されレッドのステッチをアクセントにしたレザーで張り替え質感を高める。シートに流用したR35GT-R用シートと合わせたカラーリングだ。

クラシックデザインのオートメーターを選び、あえてその場所にアイフォンをインストール。このミスマッチのさじ加減がセンスの見せどころ。

コンソールにはスタータースイッチやエアコンの操作系を設置。ナビはアイフォンに委ねるため、オーディオはシンプルなヘッドユニットのみ。