これがインプレッサだと!? GDBベースで4ドアのメルセデスSLクラスを表現した超大作!

これがインプレッサだと!? GDBベースで4ドアのメルセデスSLクラスを表現した超大作!

超絶魅せカスタムのメガ盛り仕様! でもこう見えて合法仕様なんです!

イベントでの高得点を狙いGDBをベースに合法で大手術!

4ドアのメルセデスSLクラスがあったら…そんなコンセプトのもとに製作されたGDB。見ての通りベースの面影は一切残さず、内外装ともにフルカスタムで仕上げられたフォルムは、車検なんてキーワードは微塵も考えていないようにも見える。

しかし、ショーカーとして“だけ”を考えたのではなく、ストリートカーとしても実用できちゃうのがこのクルマのスゴイところ。製作を担当したカーサービスヒロ中村さんが「オーナーがこのまま車検に持って行っても問題ない」と断言するのにはオドロキだ。

フェイスリフトやチョップトップといったボディ加工はもちろん、各部の細かい取り付けに関しても保安基準や強度基準に対応。変更箇所は検査機関でしっかりと確認が行われ、それに伴って構造変更を行っているため、この仕様にしてすべて合法なのである! その裏付けもあるからユーザー車検にも対応するっていうわけだ。

もちろん、難しい法律関連や各種検査といったハードルは、さすがに素人では太刀打ちできないところ。しかし、プロの手にかかればこんなにハードなマシンであっても堂々と公道を走り回れるのである。プロチューナー、恐るべしだ。

取材協力:カーサービスヒロ


ワイドフェンダーなどは、広がったぶん車両サイズの記載変更を行えば問題はない。しかし純正アーチを切り上げる場合、モノコックボディをカットする必要があるため、切断部分は溶接などでしっかりと接合しなおし、強度を保つために箱形の形状に戻しておくなどの後処理が必要となる。

ガルウイングは構造変更が必要そうに見えて、実は細かい規定がない部分。ドアロックやキャッチ部分さえ純正のまま使用すれば、ヒンジは“堅牢なもの”を使用すれば問題ナシとのことだ。

モノコックボディのチョップトップは、強度確認が必要な部分。検査機関によって破壊検査と呼ばれるひずみ検査を受け、基準値に収まっていることが確認されればOK。もちろん素人ではクリアすることは難しいため、プロにオマカセするのがベスト。

メルセデスの純正パーツを仕様したフェイスリフトは注目ポイントのひとつ。一方のテールランプはメルセデス用の社外品を使用。ベースとなるフェンダーやトランクリッドはGDBを加工しながら組み合せている。

タイヤのハミ出しなどのほか、海外ブランドのホイールを使う場合は『JWL』刻印があるかといった部分も重要。サイズに対しての制約などはないものの、装着するサイズによっては全高が変わってくることもあるので注意。

ブレーキはプロジェクトμの6ポットに交換済み。信頼あるメーカーのブレーキキットを装着している場合、ローターサイズやキャリパー形状などの制約は特にない。もちろん純正流用などでも車検はOKだ。

サスペンションはユニバーサルエアのエアサスに変更。懸架装置は構造変更が必要になるものの、しっかりとしたメーカー製を選べば必要書類も添付されるため、構造変更も手軽に行うことができる。

インテリアは、乗員に危険を及ぼす可能性がある突起などは規制されているものの、そのほか空間的な制約はない。そのためこのようなセンターコンソールなどを追加しても車検的には問題ないんだとか。追加メーターなどはしっかりと固定されていることが基本だ。

メーターはピボット製ユニットをレイアウトしたワンオフもの。タコメーターやスピードメーターなどが正常に示され、さらに車検の条件として必要なウインカーやシートベルト、サイドブレーキなどのインジケーターも追加されている。

オドメーターなど、ワンオフメーターパネルでは追加できないものもあるため、純正メーターをグローブボックス内に移設して動作させている。これによって、純正の信号もしっかりと拾えるのもポイント。

フロントシートはレカロをベースに張り替え済み。もちろんシートレールもセットで車検対応品を使用している。リアシートに関しては『しっかりと固定されていること』が要件で、レイアウトに関する決まりはないという。そのためセンター1脚のレイアウトで定員3名に構造変更されている。