【東京オートサロン2019】リビルドパーツメーカー「ながおテクノ」の強化フルクロスミッションはドリ車を救う!?

【東京オートサロン2019】リビルドパーツメーカー「ながおテクノ」の強化フルクロスミッションはドリ車を救う!?

秘密にしておくには惜しすぎるパーツが多数!

RB25用ミッションは実はシルビア向け!?

自動車部品のリビルトメーカー大手のながおテクノは、昨年R154強化クロスミッションをリリース。ツアラーVと呼ばれるJZX90、100、110に採用されている純正5速ミッションの強化版で、その背景にある純正新品価格の値上がりや、1JZエンジンが手軽にハイパワー化できる状況にマッチした製品として、オートサロン2018で発表されてからの1年間で50基ほどの受注を受けるほど業界から大注目される結果になった。

そして今年も2年連続でオートサロンに出展。期間中の新発表はなかったけど、いまだ知られてなさそうな要チェックパーツが多数展示されていたのでその一部をここで紹介。

まずは、R154強化に先駆け、ながおテクノが強化品を製作するきっかけにもなったRB25エンジン用強化クロスミッション。ECR33スカイラインに搭載されているR30A型がベースになっているんだけど、RB25エンジン用と言いつつ、本当のところの需要はSR20搭載のシルビア、180SXにあるパーツなんだ。

ご存知の通りシルビアといえばドリフトに人気のベース車両。ところが最近のチューニングの進歩のおかげでSR20は2Lながら車検付きで400馬力オーバーというクルマも珍しくなくなってきた。そんななかで、最も先に悲鳴を上げるのがS13、14の純正5速ミッションとS15の6速ミッション。そこで比較的安価に純正流用で容量アップできる手段としてRB25用の5速が人気になったんだ。

しかし、排気量の異なるRB25用は2速と3速の間のギヤレシオが広い設計で、強度アップはできたけど特にドリフトで頻繁に使われるギヤの使い勝手が悪いというデメリットが存在した。そこのネガを消すためにながおテクノのRB25用は強化だけじゃなくフルクロスという機能を盛り込んで作られたという経緯があった。

もちろんRB系のエンジンが載ってるクルマならほぼポン付けが可能だけど、これがシルビア向けということを裏付けるように、ながおテクノではS14、15に流用する際に必要なベルハウジング変換プレートと、短縮設計のプロペラシャフトをラインナップしている。

そしてブースの前に展示されていたのもRB25強化クロスミッションが搭載されたS15シルビア。2.1L化され600馬力の出力に耐えるのはSR20純正ミッションじゃ到底ムリな内容。山田賢二(通称じゃまけん)選手をドライバーにフォーミュラドリフトジャパンに参戦していた車両だ。