【TOPIC】ヒストリックカーの祭典「レトロモービル」にBMWが参加。

【TOPIC】ヒストリックカーの祭典「レトロモービル」にBMWが参加。

BMW 507

パリを舞台に、600台を集める伝統のイベント。

2019年2月6日~10日、フランス・パリにおいてヒストリックカーイベント、「レトロモービル(Rétromobile)2019」が開催される。BMWグループ・クラシックは、BMWフランスとフランスのBMWクラブと協力し、BMWの歴史を紐解く貴重な車両をこのイベントに送り込む。

今回、BMWが掲げたテーマは「BMWロードスターの歴史」、「ラグジュアリーセグメントにおけるBMWの伝統」、「過去40年間にわたるBMWとモータースポーツ」など。ヒストリックパーツの販売やディーラーの展示に加えて、BMW製ヒストリックバイクも公開される予定だ。

「レトロモービル」は、ヨーロッパ最大かつ、最も多様なクラシックカーの展示会のひとつ。 今回が第44回の開催となり、世界中から650社を超える出展が集まる。会場はこれまで通りパリの国際展示場「ポルト・ド・ヴェルサイユ」でとなり、約6700㎡のエリアには、600台以上のヒストリックカーを展示。その車両の多くは、交換パーツやワークショップ用工具などとともに販売される。

フランスでのヒストリック車両サポートを拡大。

このイベントに先立って、BMWが所蔵するヒストリックコレクションを管理する部門である「BMWグループ・クラシック」は、フランスのヒストリックカーオーナーへのサービスを開始すると発表。これはすでに世界中で展開されている「BMW認定クラシックパートナー」が、フランスでも適用されることを意味する。

「BMW認定クラシックパートナー」は、ヒストリックカーオーナーに対して、修理・部品供給の分野でプロフェッショナルなパッケージを提供するだけでなく、自動車の購入・販売に関する専門的アドバイスも行うサービス。 現在ドイツ、オーストリア、イタリア、ポーランド、ポルトガル、ベルギー、米国でサービスを展開中だ。

 

BMW Z1

Z4の始祖となった革新的オープン「Z1」

今回、展示される1台に「BMW Z1」がある。今から30年前の1989年に発売されたZ1は、言わば現代のZ4へと続くモデル。BMW テクニックGmbHにより開発され、スチール製シャシーに着脱式プラスチックボディパネルを取り付けられたり、上下に昇降するドアなど、革新的なアイディアがいくつも投入されていた。 1991年までに生産された8000台のうちの1台がレトロモービル2019で公開され、希望者に販売される予定。この個体は完全にオリジナル状態にレストアされている。

8シリーズへと続く「BMW 507」と「スピードボート」

Z1が登場する約30年半前、今や伝説となっているロードスターがセンセーションを起こした。エレガントでゴージャスなオープンスポーツである「BMW 507」は、1955年のフランクフルト・モーターショーで発表された。そして、この507に由来する存在としてスピードボートがある。

1957年、BMWはシュタインベルクのウェルフト・ランベック造船所に、自動車のデザインを取り入れたボートの設計を依頼。このスピードボートには自動車エンジンをベースとした150hpを発揮する「BMW 401マリン」エンジンが搭載されており、このスペックはBMW507に搭載されたV8ユニットと完全に一致する。

ボートは数年前に発見され、ウェルフト・ランベック造船所によって完璧にレストアされた。今回のレトロモービル2019では、BMW507とスピードボートの優雅さや、オープントップの楽しさを受け継ぐ存在として、BMW8シリーズ・コンバーチブルが同じブースに展示される予定だ。

BMW M1

ヒストリックレーシングカーやバイクも。

この他ににも1970年代のツーリングカーレースで活躍したグループ5仕様の「BMW320ターボ」、F1の前座レース「プロカーレース」の車両として1979〜1980年に活躍した「M1」、ヒストリックバイクとして「BMW R51 / 3」、「BMW R 60/5」なども展示・販売される。