ノリス、問題の改善に自信を見せるも「2019年の優勝はない」とマクラーレンF1の現状を冷静に分析

 マクラーレンF1チームのルーキーであるランド・ノリスは、周囲からの期待に沿えないことや、2018年の終わりにストフェル・バンドーンが経験したような結末に陥ることについては心配していないという。

 バンドーンは2017年にF1に昇格した際、F1で最も将来有望なドライバーのひとりと評されていたが、状況が和らいだとはいえ、才能を開花させることができないまま24カ月後にF1を去った。

 ノリスを取り巻く騒ぎは、バンドーンがマクラーレンで彼のキャリアをスタートさせた際の幸先の良い様子を彷彿とさせるが、ノリスは前任者の苦境に囚われてはしていない。

「どういう状況だったのか、なぜ彼が最大のパフォーマンスを発揮できなかったのかを語るのは難しい」とノリスはAuto Motor und Sport紙に語った。

「僕はただ自分のことに集中する。もしカルロス(・サインツJr.)が最初のレースで僕を負かしたら、彼がどこで強かったのかを正確に分析してみる」

「僕はシーズン全体で学び適応することができるんだ。今は心配していない」

 新しいシーズンでは、マクラーレンが再度その運命を好転させようと努力する様子が見られることになるだろう。ファクトリーでは過去数カ月にわたって変化の風が吹いており、チームは経営と技術部門の大規模な再編成を行なってきた。

「何が起きているのか感じることができる」とノリスは言った。

「僕はファクトリーにいて、沢山の人に会った。そして今、基盤ができたと思っている。誰もがお互いに自信を持っていて、マシンをどうやって改善していくべきかを理解している」

「それは昨年の僕たちが言っていたことだと分かってはいるけれど、それ以来問題の原因を特定するために、マシンを理解することにとても力をいれてきたんだ」

「同時に、それは一晩でできるような簡単な解決策ではない。僕たちが2019年にレースで優勝することは確実にないだろうね」