フェラーリ会長、アリバベーネF1代表の更迭は内紛が原因ではないと主張

 フィアット・クライスラー・オートモービルズおよびフェラーリ会長のジョン・エルカーンは、マウリツィオ・アリバベーネがフェラーリの代表から退き、チーフテクニカルオフィサーを務めてきたマッティア・ビノットが後任となった交代劇は、アリバベーネとの合意の元に行われたと主張している。

 アリバベーネ退任は2018年の半ばから予想されていたが、先週になってビノットが、アリバベーネのチーム代表の責務を引き継ぐ発表がなされたことで、ついに現実となった。

 デトロイトモーターショーで42歳のエルカーンは、フェラーリの状況について話し、「私が直接フェラーリに関わるようになってからまだ数カ月だが、チームの組織構造を強化する必要があった」と語った。

 またイタリアのGazzetta dello Sportにエルカーンが語ったところによると、アリバベーネの退任はマラネロで起きている内部不和によるものではないと否定している。

「ビノットのフェラーリF1チーム代表就任は、アリバベーネのスポーツマネジメント失策が原因ではなく、チーム内部の不協和から生じたものでもない」

「それどころか、この決定は会社側がアリバベーネと合意のもとに行なったものだ。彼は4年間チーム代表の責務に休むことなく取り組み、フェラーリをふさわしいレベルの競争力を持つまでに蘇らせた」

「マッティアの仕事はシーズン開幕への期待とともにすでに始まっている。この何年かに行われたことを基本として、継続性のもとにしながら進化を目指している。決して過去への敬意を捨てるようなものではない」

 エルカーンはまた、フェラーリの元チーム代表で、現在ランボルギーニのCEOを務めるステファノ・ドメニカリのフェラーリ復帰の噂について、それとなく事実関係を明らかにした。

「噂の類や、我々の組織をさらに変えるような空想を私は強く拒絶する」

「フェラーリに安定と集中を確実なものにするという私の取り組みは絶対的なものだ。それは(フェラーリの)CEOであるルイ・カミッレーリも同じことだ。彼やフェラーリの全スタッフの貢献とともに、我々は数カ月前にマラネロで発表した目標に到達するだろう」

「世界中の顧客やファンに対し、我々は最大の決意と責任を保証する。我々の心踊るような旅の諸段階を体験し、伝える人々にも同様のことを期待している」