ハースF1代表、悪評を受けるマグヌッセンを擁護。「事実を客観的に捉えるべきだ」

 ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナーは、ケビン・マグヌッセンがライバルたちから客観的な見方をされることを望んでおり、彼は“バッドボーイ”のイメージにはそぐわないと主張している。

 2018年シーズン、マグヌッセンは一部のドライバーから、時折見せる妥協を許さないコース上での防御行為とドライビングについて、指摘を受けていた。

 26歳のマグヌッセンはイタリアGPの予選でフェルナンド・アロンソを激怒させ、シャルル・ルクレールからは、日本GPでの両者を含むインシデントを受けて“危険”であるとのレッテルを貼られていた。

 シュタイナーは、そうした批判は大げさであり、客観的尺度に照らし合わせた現実と相反している考えている。

「このことを正しく捉えよう。彼は最もペナルティが少ないドライバーだ」とシュタイナーは語り、マグヌッセンのライセンスに記録されたペナルティポイントの総計がたった2点であることに言及した。

「彼はどういうわけか評判が悪く、荒々しい人物だという見方をされている。それは間違いだ。データを見るがいい」

「我々は主観的ではなく、客観的にならなければならない。客観的に、彼がどれほどのペナルティを受けたか否かということだ」

 評論家の間で一般的なもうひとつの見方は、マグヌッセンはシーズン後半でパフォーマンスが振るわない傾向があるということだが、2018年についてはこの見方を否定することは難しいだろう。

 だが再度シュタイナーは反論し、人々は結論を急ぎすぎていると主張した。

「ケビン・マグヌッセンはシーズン後半の成績が常に悪いという話がある。もう一度教えて欲しいのだが、それはどこから出た話なのだろうか?」

「2018年シーズン後半で、彼はいくつか素晴らしいレースをした。シーズン前半のように良かったかと問われれば、答えはノーだ。だが私はこのような結論に飛びつくようなことはしない」

「人々が思わせようとしているほど、彼が悪いとは思わない」とシュタイナーは付け加えた。

「彼はレーサーだ。彼はドライブし、自身のテリトリーのために戦う。実際、そのために我々は彼に報酬を払っているのだ。我々は誰からも追い抜かれるようなドライバーを必要としてはいない」