ダカールラリー:競技2日目、セバスチャン・ローブが勢い取り戻す。総合はトヨタがワン・ツー

 第41回大会となる2019年のダカールラリーは1月8日、ピスコ~サン・ファン・デ・マルコナ間553km(ステージ距離342km)のステージ2が行われ、セバスチャン・ローブ(プジョー3008DKR)がステージ優勝。総合首位にはジニール・ドゥビリエ(トヨタ・ハイラックス)が浮上した。

 ダカールラリー競技2日目も砂丘が舞台。ステージにはペルーの都市であるイカ近郊の砂漠地帯や太平洋沿いのビーチなどが含まれている。

 今大会にプライベーターとして参戦しているローブは競技初日のステージ1は13位と出遅れたものの、このステージ2では快走。ステージ2位に入ったホアン・ナニ・ロマ(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・ラリー)を8秒差で抑えきり、ステージ優勝を飾った。

「僕にとっていいステージとなったし、一切問題も起きなかった。いいリズムを作りたいと思っていたし、それを維持するよう心がけた」とローブ。

「つねに一定のリズムを維持し続けるのは簡単ではないけれど、いい形で完走できたし、大きなミスも一切しなかった。だから勝てたんだ。ステージの出走順もやや後方で、これも味方してくれたよ」

「今のところ、何も問題はなく順調に進んでいるね」

 ステージ優勝を飾ったローブは総合でも5番手までポジションを挙げている。トップとのタイム差は1分56秒だ。

 前日総合首位だったナッサー・アル-アティヤ(トヨタ・ハイラックス)はペースを挙げられずステージ11位に終わり、ポジションダウン。また総合2番手だったカルロス・サインツ(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー)は途中パンクに見舞われたため、順位を落としている。

第41回ダカールラリーのステージ2終了時点で総合首位に浮上したジニール・ドゥビリエ(トヨタ・ハイラックス)
第41回ダカールラリーのステージ2終了時点で総合首位に浮上したジニール・ドゥビリエ(トヨタ・ハイラックス)
ローブに続いてステージ2位を獲得したホアン・ナニ・ロマ(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・ラリー)
ローブに続いてステージ2位を獲得したホアン・ナニ・ロマ(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・ラリー)

 この結果、総合首位にはステージ2を4位で走りきったドゥビリエが浮上。総合2番手にはベルンハルト・テン・ブリンク(トヨタ・ハイラックス)が続き、トヨタ勢がワン・ツーとなっている。総合3番手はナニ・ロマだ。

チームランドクルーザー・トヨタオートボデーのクリスチャン・ラビエル/ジャン・ピエール-ギャルサン組350号車
チームランドクルーザー・トヨタオートボデーのクリスチャン・ラビエル/ジャン・ピエール-ギャルサン組350号車

 四輪市販車部門連覇を目指すトヨタ車体のチームランドクルーザー・トヨタオートボデーはクリスチャン・ラビエル/ジャン・ピエール-ギャルサン組350号車がクラス首位/総合35番手、三浦昂/ローラン・リシトロイシター組349号車がクラス2番手/総合64番手と、ともに総合順位を挙げてステージ2を終えている。

 トラック部門に挑んでいる日野チーム・スガワラ勢は菅原照仁/羽村勝美組510号車がクラス15番手でステージを走破した。なお、日本時間9日10時35分時点で菅原義正/櫻井亜仁組517号車はステージ2フィニッシュ地点には到達していない。

 二輪部門では、ホアン・バレダ(ホンダCRF450ラリー)が首位をキープ。1分31秒差の2番手にはステージ2を制したマシアス・ウォークナー(KTM450)が浮上している。

 3番手はリッキー・ブラベック(ホンダCRF450ラリー)、4番手はパブロ・キンタニヤ(ハスクバーナFR450ラリー)だった。

 走行3日目となる現地9日はサン・ファン・デ・マルコナからアレキパへ向かうステージ距離331km、総走行距離798kmのステージ3が行われる。

マシアス・ウォークナー(KTM450ラリー)
マシアス・ウォークナー(KTM450ラリー)
ホアン・バレダ(ホンダCRF450ラリー)
ホアン・バレダ(ホンダCRF450ラリー)
ステファン・ペテランセル(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー)
ステファン・ペテランセル(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・バギー)
チームランドクルーザー・トヨタオートボデーの三浦昂/ローラン・リシトロイシター組349号車
チームランドクルーザー・トヨタオートボデーの三浦昂/ローラン・リシトロイシター組349号車