飽きたら剥がせる? 次世代型オールペイント「ラバーディップ」ってなんだ!?

飽きたら剥がせる? 次世代型オールペイント「ラバーディップ」ってなんだ!?

個性的で魅力あるクルマの要となるのが、かっこいいエアロパーツを装着すること。これだけでも満足度は高いが、純正設定色以外のカラーにオールペンすればさらに個性が際立つ。ここで紹介する「ラバーディップ」は、通常のオールペンとは違って“剥がせる”というのが目新しい。施工は一般的なオールペンよりも安価なので「飽きたら剥がして別の色に」なんて、気軽なイメチェンもできそうだ。


オールペイントよりも安くて飽きたら剥がせる!

色付きゴムの塗膜でコーティングするイメージ

ラバーディップに使われる“マジックディップ”という塗料は、通常の塗料と違ってペイント後に換装しても完全に硬化しないというのが最大の特徴だ。言ってみれば、色の付いたゴムの塗膜でボディをコーティングしているといったイメージだ。

基本色は80色以上も設定されているのでほとんどの人の好みにマッチするはずだが、別途、パールやメタリックのパウダーフレーバーをトッピング感覚で調合すれば、カラーバリエーションは無限大となる。

塗装工程は一般的なオールペンとさほど変わらない。相違と言えば、剥がしやすさや耐候性を確保するために、ある程度の塗膜厚が必要で8~10コートの塗装がされるくらいだ。

またカラーチェンジという要素以外にも、飛び石などからボディを守るプロテクション効果もあるので、純正の塗装面をガードしてくれるという恩恵もある。クルマを売却する時にラバーディップを剥がしてしまえば、元のボディ面に戻すことができるというのは大きなポイントだ。

参考までにラバーディップ(商品名:マジックディップ)でのオールペンは、ジェットストロークで行った場合、フィットクラスで15万円~。シルビアクラスで20万円~、R35GT-Rで35万円~といった感じ。これにプレミアムトップコートを施すと各10万円アップといったプライス。施工する認定ディップショップによって価格は前後するので、詳細は問い合わせしてほしい。

取材協力:ジェットストローク RubberDip.jp事業部

カラーバリエーションは80色以上!

基本色として設定されているカラーはソリッド、ネオン、カメレオン、メタリック&パールのカテゴライズで全80色以上。シックな色はもちろんド派手な蛍光色まで、カスタマイズカーとのマッチングが良いカラーが取り揃えられている。

オリジナルカラーで自分だけのカラーで彩りたい

基本色以外にも写真のようなカラーフレーバーが多数ラインアップしている。基本色に混ぜるのはもちろん、マジックディップの透明な原液に混ぜてトップコートやその一層下に吹いて、オリジナルの輝きで魅せるなんてことも可能だ。

“ベロンッ”と剥がせるペイント

写真のようにラバーディップペイントは塗膜がゴム質で、ビヨ~ンと伸びながら剥がせる。塗膜の質感は“お風呂掃除用のゴム手袋”の厚みが半分程度になったといった感じだ。金色塗装のモデルは、ラバーディップ専用のプレミアムトップコート塗装(艶あり)で塗装したもの。プレミアムトップコートには艶消しの設定もある。トップコート無しの場合の耐候性は、駐車場の条件等によっても違うが1~2年。トップコートを施すことで3~5年となる。

塗装は全国認定ショップにお任せ!

塗装工程は一般的なオールペンとほぼ同等。色によっても違いはあるが、概ね8~10コート塗装を重ねて仕上げていく。シッカリした脱脂作業やガンワークなど、完璧な仕上げはプロの作業領域。認定ショップ等の情報はWEBサイトをチェックしてくれ!

街乗り車であればホイールへの塗装もOK!

マジックディップは耐熱塗料ではないので、スポーツ走行時に超高温になってしまうホイールへの塗装は推奨外。しかし、普通に乗っているだけの街乗り車ならば塗装もOKで、ドレスアップの幅も広げることが可能だ。

塗装だから細かな場所も綺麗に仕上がる!

マジックディップの真骨頂とも言えるのが、エンブレムや小さなダクト部など、フィルムラッピングの施工では困難となる、入り組んだ部位でもばっちりカラーリングできることだ。ノーマル戻しの際は、細かい部分だけに一気にベロンッと剥がせないこともあるが、専用の溶剤を使えば簡単に元の状態に戻せる。