ボルトオンターボキットは実際にノーマルからどのくらい速くなる? ブリッツ協力のもと実走行で徹底検証!

ボルトオンターボキットは実際にノーマルからどのくらい速くなる? ブリッツ協力のもと実走行で徹底検証!

180キロ加速タイムで約7秒差! 驚くべきボルトオンターボ仕様の戦闘力


チューンドvsノーマル性能比較

  ボルトオンターボ ノーマル
0→50km/h加速 2.53秒/17.05m 3.10秒/22.49m
0→100km/h加速 6.85秒/109.27m 8.80秒/144.63m
0→150km/h加速 13.08秒/328.62m 17.31秒/446.75m
0→180km/h加速 19.29秒/613.97m 26.24秒/859.77m

ブリッツの86ボルトオンターボ仕様が教えてくれた過給機の力!

ノーマル車との比較として用意したチューンドは、パーツメーカー「ブリッツ」のデモカー86だ。これは、ブリッツが“頑張れば手が届く”をコンセプトとしたボルトオンターボ仕様。エンジン本体はノーマルのまま、小型のターボを取り付けつつ低ブーストでパワーを出しているチューンドだ。

「取り付け費用などは別途かかりますが、ターボシステムフルキットをご購入頂ければターボ化して走行が可能な状態になるシステムになっています。より性能を引き出したい方にはまずマフラー交換とオイルクーラーの取り付けを推奨していますが、街乗りしかしないという方は、ホントにこのキットだけでじゅうぶんな内容といえると思います」とは、ブリッツ広報の小林さん。

基本的には“B06-380R”という約380psまでの風量を持つターボと、取り付けに必要なエキマニやフロントパイプ。インタークーラーや、専用のセッティングデータが組み込まれた純正書き換えのコンピューター“B-EMU”に、ブーストコントローラー、ボルトオンで取り付け出来るようにするためのショートパーツ類がセットになっているフルキットだ。

「いい意味でノーマルっぽいフラットなエンジン特性を追求しています。低回転のトルクを太くして街乗りをしやすくしながら、そのままスムーズに高回転までフケあがるようなフィーリングに仕上がっていると思いますよ」とのことだ。

気になるテスト結果は、0-180キロの加速勝負ではノーマルが26秒24だったのに対し、ボルトオンターボが19秒29と、5秒以上の差を付けた。その他、全加速区間でノーマルのタイムを上回っており、実際に横並びでスタートしたらその差はかなりのものだろう。

現実的なチューニング費用でも、ここまでの性能アップが期待できるということを、ブリッツがきっちり証明してくれた感じだ。

取材協力:ブリッツ

ブリッツのターボシステムフルキットは、FA20エンジン本体は手を入れること無く、高圧縮比のままターボ化。そのため全回転域でノーマルを上回るパワーを手に入れられるキットになっている。価格は45万円だ。

キットに含まれるターボはB06-380R、その名の通り約380psの風量を持つ。ブースト圧は約0.5キロほどで、純正インジェクターと燃料ポンプの性能ギリギリまでパワーを出すようなセッティングになっている。

フルキットにはインタークーラーやブーストコントローラー、専用セッティングデータ(純正コンピューター書き換え)が付属する。ターボ化してクルマを動かすためのものが全て揃っている。

性能をフルに引き出して走行したい人や、サーキット走行をする人には、マフラー交換とオイルクーラーの取り付けも推奨している。

ターボ化し、全開走行の機会が増えるならブースト計や水温、油圧などの追加メーターも備えたい。

オーバーフェンダー化され、タイヤはディレッツァZⅢの295/30R18と極太サイズ。エアロやタイヤホイールなどにより、ノーマルと比べてかなりの重量増となっている。

 

DRIVER VOICE by 飯田アキラ

「低回転のトルクアップとNAエンジンの伸びを両立している!」

「見た目はオーバーフェンダーなどでマッスルな感じに仕上がっているね。エンジンの方はノーマルエンジンにポン付けタービンを組んだライトなボルトオンターボ仕様。乗ってみるとエンジン特性は低回転のトルクが増えつつ、ジェントルにフケあがるフィーリング。各種レコードを狙うための仕様では無く、街乗りメインのユーザーにアピールする内容は乗りやすさもバツグンだ。足まわりなども乗り心地を考えられたセッティングで、よくまとまっているクルマだと思うね」