【TOPIC】ゴードン・マレー、英国女王からCBEの称号を授与。

【TOPIC】ゴードン・マレー、英国女王からCBEの称号を授与。

自動車デザイナーとして、大英帝国勲章司令官に

2019年の英国「女王陛下新年叙勲者(Queen’s New Year Honours)」が発表され、自動車デザイナー・エンジニアであり、教授も務めるゴードン・マレーが「CBE:Commander of the British Empire(大英帝国勲章司令官)」を授与されることになった。今回の叙勲はモータースポーツと自動車の分野において、創造的かつ画期的なプロジェクトを担ってきたことに対して贈られている。

コマンダー(司令官)の称号を与えらたマレーは、次のように喜びを語った。

「女王陛下新年叙勲者において、CBEを受け取るなんて、本当に頭の下がる思いです。私は好きなことだけに没頭して50年以上を過ごしてきました。世界中の、特に英国の優秀でクリエイティブな人々と一緒に仕事をしてきました。凄まじい競争が繰り広げられてきたF1グランプリから、世界最速のスーパースポーツのデザインまで、私はすべての時間を愛しています。この栄誉を長年かけて取り組んできたすべての人々に捧げたいと思います。そして『ゴードン・マレー・グループ』のエキサイティングな新しい未来を楽しみにしています」

 

F1グランプリで活躍後、マクラーレンF1を開発

1946年に南アフリカ・ダーバンで生まれたマレーは、1967年に初めて自動車のデザインを行なった。その後、レースエンジニアを目指して英国に渡り、F1のブラバム・チームに加入。ブラバムではチーフデザイナーとして、1981年と1983年と2度のワールドチャンピオン(ネルソン・ピケ)に貢献した。1998年にマクラーレンに移籍し、1988年から1990年までF1コンストラクターズ選手権3連覇を達成している。

その後、マレーは新たに立ち上げられた「マクラーレン・カーズ・リミテッド」に移り、同社初のプロジェクトである「マクラーレン F1」の開発を担当。レース仕様である「マクラーレン F1-GTR」は様々な耐久選手権で活躍、1995年にはル・マン24時間レースも制した。マレーはマクラーレン・カーズにおいて「メルセデス・ベンツ SLRマクラーレン」など様々なプロジェクトに携わっている。

2005年、自動車のデザイン、開発、プロトタイプ製作などを行う自身のデザインスタジオ「ゴードン・マレー・デザイン」を立ち上げた。現在も多くの自動車メーカーとともに精力的な自動車開発を行っている。