【直撃!! 噂の真走】RE雨宮がロータリー入門マシンとしてRX-8前期型の5MTをオススメする理由とは?

【直撃!! 噂の真走】RE雨宮がロータリー入門マシンとしてRX-8前期型の5MTをオススメする理由とは?

ベース車両50万円! 今だから注目の初期型5MTモデル

RX-8の魅力を解き放つ“Redom mini”の実力

レシプロエンジンでは絶対に味わえない、軽快な吹け上がりを身上とするロータリーエンジン。その搭載車のなかでも、今もっとも狙いめとなっているのがRX-8。マツダのRE搭載最終モデルでありながら、中古車相場はまさに今が底値という状況。RE入門モデルとしても、チューンベースとしても最適なのだ。

コレクターズアイテムとしては後期最終モデルの価値が高いが、手軽にREを楽しみたいというのであれば、ズバリお勧めは前期のベースグレード。車両価格50万円前後から狙えるし、スポーツグレードのタイプSに比べて走行距離が少なめの傾向なのも魅力だ。

「サーキット走行などで7000rpm以上の高回転域を多様、あるいは絶対パワーを求めてハードチューニングを施す場合を除いて、ベースグレードのデメリットはほとんどありません。5MTも街乗りメインなら不都合を感じることはないと思いますよ」と説明してくれたのはRE雨宮の堀さんだ。

RX-8に秘められたポテンシャルを解放させるためのポイントとなるのが、チューニングECUの“Redomミニ”。ベストを求めて開発を続けてきた結果、バージョン3まで進化を遂げている。

燃費対策や万人向けの特性とするために意図的にメーカー側が抑制していた部分にリセッティングを加えた従来のバージョン2に対し、バージョン3はより積極的にRE雨宮の豊富なデータをフィードバックした進化版。点火系データの大幅変更や、オープンループからクローズドループへの切り替えタイミングの見直しなどにより、さらにスポーツカーに相応しいフィーリングを獲得しているのだ。

RX-8を手に入れたら、なにはともあれまずはECUを変更。そのうえで必要に応じて吸気系やマフラー、サスペンションへとステップアップするのがお勧めのチューニングだ。

取材協力:RE雨宮

サイド排気を採用で高出力と環境性能を両立させた自然吸気の13B-MSP。前期標準パワー仕様のベースグレードは210ps、ハイパワー仕様のタイプSは250ps。デモ車はスーパーインテークボックス(8万8000円)やバッテリー移設キット(3万4800円)、アルミビッグラジエター(10万8000円)を装着。

タイプSの6MTに対しベースグレードは5MTの設定。しかしストリート中心の走行であれば、デメリットは皆無なはず。人気のRE雨宮マーク入りカーボンシフトノブ(8000円)は、RX-8マニュアルシフト仕様の全車に対応。

RX-8チューニングの第一歩となるのが、チューニングECUの“Redom mini A-TYPE(9万8000円)”。RE雨宮の豊富なノウハウを生かしたセッティングは、ECUのみの変更でも確実に違いが体感できる。

マフラーは排気効率と消音性能を高いレベルで両立させた新型のドルフィンテールマフラー(10万円)を装着。SUS EXマニホールド(11万1000円)やスポーツキャタライザー(9万3000円)との相乗効果で大幅なパワーアップが可能だ。

“Redom mini(レドムミニ)A-TYPE”は、長年に渡るRX-8チューンのノウハウをフルにフィードバックしたVer.3へと進化。当面の間は全国量販店でのイベント出展での現車への直接施工のみの対応となっている。

RE雨宮が提唱するロータリーの楽しみかた

ロータリーならではの快感フィールとハンドリングの切れ味を満喫できる

最新ノウハウの投入で現代レベルのスポーツカーに進化

前述の通り、今最注目の前期型RX-8ベースグレードにRE雨宮のオリジナルパーツを投入し、トータルチューンを施しているのがこのデモカー“ストリート爆走エイトSpec STD”。D1マシン譲りのエアロパーツに、バイナルグラフィックも施されてスパルタンなイメージだが、実際はユーザーカーでも実現可能なファインチューニングとなっている。

パワー系の要になっているのは、オリジナルECU“レドムミニAタイプ”の最新作となるバージョン3。十分な安全マージンを確保しつつ施された繊細なセッティング効果をフルに生かすために、吸気系はフレッシュエアを取り込めるスーパーインテークボックスを装着。

排気系はステンレス製のマニホールドとスポーツタイプのキャタライザーに加え、間もなくリリース予定の新型ドルフィンテールマフラーに変更。不安のない連続高速走行を可能とするために、大容量のアルミラジエターで冷却系も強化している。

果たしてその走りはどれほどの実力なのか? 撮影を兼ねて試乗させてもらうことにした。

まず街中での取りまわしは非常に快適。ECUの電子スロットル補正マップの変更により、REが不得意とする低速域のトルクがしっかりあるから、高めのギヤにホールドしたままアクセルのみのずぼら走行も楽勝だ。

高速道路の本線合流など本気の加速では、まさにエイトの本領発揮。ストレスなしの軽やかな吹け上がりは快感で、程よい音量のマフラーサウンドをBGMに、NAならではのフラットパワーがどこまでも楽しめる。

たしかに絶対的なパワーはターボエンジンのFD3Sに軍配が上がるが、定評のあるシャシーと程よいパワーのトータルバランスがエイトの身上。ここに現在開発中のエンドレス製のダンパーを使った新型車高調が加わればさらに限界は高まり、ワインディングの下りなら格上マシンのケツを突けそう。ポテンシャルの高い素材に最新チューンを加えることで、エイトは現在でも第一線級の実力をもつ極上のスポーツカーに仕立て上げられるのだ!


大きな開口部とディフューザーデザインの採用で、迫力のスタイルと高機能を両立させたフロントバンパースポイラーの“ADエイトFACER Ver.2”。デモ車が装着するフォグ無しタイプは7万8000円だ。

ドアミラーのマウント位置を変更することで、新鮮なスタイルと視認性の向上が図れる“SUPER DOOR MIRROR”。純正ミラー装着部のカバーがFRPのタイプは7万8000円、カーボンタイプは8万8000円だ。

サーキットやハイスピードドライブで効率よくダウンフォースを得るために、3D形状を採用した“REAR SPOILER-GTⅢ”(14万8000円)。写真のスーパーロータイプ(プラス1万円)のほか、ハイ、ロー2種類のステーを用意する。

D1参戦マシンのためにデザインされた“REAR Bumper D1(9万8000円)”は、両サイドに設けられた大型ダクトが特徴。手軽な純正テール交換タイプの“REAR LED TAIL LAMP FINISHER”はカーボン仕様が12万円。

スーパーGT参戦車両からフィードバックされたダクト形状の採用で、サイドラインから後方への空気の整流効果を向上させた“AD-HOOD D1 BONNET”。ウエットカーボンタイプは13万円となる。

立体的なリブデザインとスリットにより、視覚的なローダウン効果を生み出す“AD STEPエイト”。素材はFRPタイプのみの設定で、価格は6万8000円だ。ホイール&タイヤは、エンケイPF01にトーヨーR1Rの組み合わせだ。

ゴムブッシュを介して固定しているリヤメンバーは、スポーツ走行時の負荷でズレが発生するが、その対策となるのが“ブレドメ(1万7800円)”という名のアルミ製のカラー。リジカラとの併用がお勧めだ。