【東京オートサロン特集】もうすぐ平成最後の東京オートサロン開催!! 歴代受賞車両を振り返る(1/3)

【東京オートサロン特集】もうすぐ平成最後の東京オートサロン開催!! 歴代受賞車両を振り返る(1/3)

当初はチューニングカー一辺倒だったが、エコカーやSUV、セダンやインポートカーなど時代に合わせてさまざまな部門をもうけながら変遷を遂げてきた東京オートサロン出展車両によるコンテスト。

審査委員方式だった賞典の決定も『東京国際カスタムカーコンテスト』という名称になった現在では、来場者投票で各カテゴリーから優秀賞2台、最優秀賞1台を選出、その後一般によるWEB投票でグランプリが決められるようになっている。

『平成最後のオートサロン』を迎えるにあたり、ここでは当時のOPTION誌面とともに、OPTIONとなじみの深い国産スポーツ(チューニング)カーの受賞車をピックアップして振り返ってみよう。

 

改造車のカッコ良さを知ってもらい市民権を得たい!

 

「クルマは悪くない」という信念で東京オートサロン(の前身)がスタート

 
OPTION創世時代の改造車といえば、ほぼ”違法改造”のレッテルが貼られていた。それこそフェンダーミラーを外してドア移設するだけでも(今じゃ当たり前のただのドアミラーだよ!!)パトカーや検問に会うと、御用。違反切符を切られて、後日、警察署に元に戻したのを見せに行かなければならなかった。

そのため、目立つようなボディ外観の改造よりも、バレにくいエンジンチューンを楽しむ走り屋が多かったのかもしれない。

では、合法的には改造ができないのか? と言えばそうでもない。当時だって改造車検という方法はあったのだ。でも、陸運局に改造申請をしてもアレコレ注意され、受け付けてもらえないケースが多かったのも事実。

そこで、改造車(カスタムなど)のカッコ良さをわかってもらい、市民権を獲得するために、一般の目にもとまるイベントを企画しようと立ち上がったのが、OPTION総帥のDaiこと稲田大二郎だったのである。
 

 

イベントの正式名称は『東京エキサイティングカー・ショー』

 

『改造文化元年』となった第1回の出展車両は45車種、125台だった

 
1983年1月7日(金曜日)早朝5時ごろ、晴海通りの十字路に近い「ホテル浦島(現在は立ち退きで残っていない)」の高層階で目が覚めたDaiが、カーテンを開けて目にしたのは、まだ暗い道路の車線を埋め尽くした来場者のクルマだった。

会場となった『東京国際見本市会場』ドーム館(東館)のゲートからチケット売り場に続く長蛇のに並ぶ来場者の若者たちは、真面目そうな、いたってフツーの人たちで純粋なクルマ好きばかり。「警察が心配していた暴走族というか特攻服は2〜3人しかいなかったと思う」とDai。

改造車のショーはこうしてヨーイドンから成功の兆しがあり、年々年を追うごとに活況を呈していき、会場が狭くなるにつれ、その後、お台場の有明国際展示場、そして現在の千葉・幕張メッセへと移り、今や世界的なカスタムカーショーとして注目を集めている。
 

第2回目からスタートさせた『チューニングカー・コンテスト』は、数々の名カスタムカーを生み出してきた。記念すべき第一回コンテストの頂点(報道記者グランプリ)に立ったのは、国産車で初めて300キロオーバーを記録したHKSのM300セリカ(セリカXX)だった。

  

ドラッッグレース(日本流に言えばゼロヨン)や最高速300キロを狙うメカチューンに加え、スペシャルなボディスタイルを楽しもうという「ドレスアップ」と称されるクルマの個性化も目立ってきた時代。これらの総称としてOPTIONでは「エキサイティングカー」と呼んでいた。

  

チューニングカー部門にエントリーするマシンを事前に集めて、高速試験路など試乗する出展車両実力テスト企画も大人気。第5回(1987年)からは名称が『東京オートサロン』へと変更され、来場者の列の長さは回を重ねるごとにどんどん伸びていった。

第1回(1983)

コンテストなし


第2回(1984)

報道記者コンテスト グランプリ…HKS・M-300セリカ
チューンドカー部門 金賞…HKS・M-300セリカ
ドレスアップ部門 金賞…レノママジック3.0ターボ
ベストカラーリング部門 金賞…武田ポルシェカレラSPL
軽自動車部門 金賞…わんぱくマー坊エアロキット
OPTカスタムカー・コンテスト 最優秀賞…ヴィンミューレMM2


第3回(1985)

エキサイティングカー大賞…MAD’S・MRII LangHeck
チューニングカー部門 金賞…ABRフェアレディZ130改
カスタムカー部門 金賞…MC2
ドレスアップカー部門 金賞…リアルスポーツ・シティサンク
ベストカラーリング部門 金賞…タケダポルシェ935
軽自動車部門 金賞…nobuミラクオーレ


第4回(1986)

カスタムドレスアップカー部門 グランプリ…EOSトゥディfine
カスタムドレスアップカー部門 優秀賞…ISPEEDセリカXX2.8GT
ドレスアップカー部門 グランプリ…無限ROOPAトゥディ
ドレスアップカー部門 優秀賞…ウトフォルム・セリカ


第5回(1987)

チューニングカー部門 グランプリ…雨宮フォルティスRX7
コンプリートカー部門 グランプリ…ゲンバラ・ポルシェ911バージョン
ドレスアップカー部門 優秀賞…AF-270スープラ
ドレスアップカー部門 優秀賞…無限シティ・スーパーソニック


第6回(1988)

チューニングカー部門 グランプリ…HKSトレノT04 EツインチャージャーGT-Z
国産コンプリート部門 グランプリ…KM・021
国産コンプリート部門 優秀賞…RE雨宮BOMEX・RE・TODAY
ドレスアップカー部門 グランプリ…無限CR-X・PROII


次回は『平成のオートサロン編』をお届け!

Coming soon
 
“平成最後”の東京オートサロン2019(第36回)、グランプリに輝くのははたしてどんなクルマ!? ぜひその目でチェックしに行こう!!

グランプリ予想や会場からの投稿も大歓迎!!
 
WEBOPT編集部へのメールはコチラ
SNSで #webopt #TAS2019 をつけてつぶやいてね!!