陸上自衛隊の新多用途ヘリコプター試作機の飛行試験をスタート

中島飛行機を源流に持つSUBARUは、クルマと航空機産業を2本柱としています。

同社は2018年のクリスマスに、航空宇宙カンパニー宇都宮製作所(栃木県宇都宮市)において開発中の陸上自衛隊新多用途ヘリコプター試作機の飛行試験を開始したそうです。

同試作機は、同日午後2時50分に、SUBARUのテストパイロットの操縦により宇都宮飛行場を離陸し、周辺空域おいて約55分の社内飛行試験を行った後、無事に同飛行場に着陸。

陸上自衛隊新多用途ヘリコプターは、米国ベル・ヘリコプター・テキストロン社と共同開発された民間向け最新型ヘリコプターの「SUBARU BELL 412EPX」とプラットフォームが同じで、防衛装備庁との間で締結した試作請負契約により陸上自衛隊向けに開発中の機体となっています。

今後は、2018年度末の防衛装備庁への納入に向け、引き続き各種の社内飛行試験を実施。また、宇都宮製作所内に陸上自衛隊新多用途ヘリコプターおよび 「SUBARU BELL 412EPX」用の新たな製造ラインを設けて量産体制を整え、防衛事業の推進と、海外を含む民間ヘリコプター市場での販売拡大を推進するとしています。

(塚田勝弘)