【R31HOUSE SKYLINE】SR20DET+Vマウントシステム搭載で運動性能の向上を狙ったR31スカイライン!

6気筒の拘りを捨ててハンドリング重視の4気筒化に挑む!

オーバーハングの軽量化を狙ってVマウント化も実行

“7th(セブンス)”などの通称で呼ばれたR31スカイライン。RBエンジンの初搭載や4WSシステム、オートスポイラーの採用などの最先端技術をふんだんに投入していたことは有名だ。また、それまでのスカイラインに比べ、車格を上げてラグジュアリー色が強まったため、当初はスポーツカーとしての認識が低かった。

しかし、発売から2年後の昭和62年8月、グループAのホモロゲーションモデルとして、ステンエキマニやTO4ハイブリッドタービンを採用したGTS-Rが登場すると状況が一変。走り屋人気が急上昇したのである。いつの時代も、スカイラインにユーザーが求めるイメージはレースでの活躍なのかもしれない。

ここで紹介する車両はそんなR31スカイラインの専門ショップ“R31ハウス”が製作したもの。

その特徴のひとつが、スカイラインオーナーが拘りがちな6気筒エンジンに見切りをつけ、S15用のSR20DETを搭載してさらにインタークーラーをVマウント化したこと。これにより、フロントオーバーハングの重量が大幅に軽減され、回頭性能が向上。同時に、S15シルビア用の6速ミッションを搭載することでギヤ比も改善されているのだ。

また、年式的にも不安になってくるハブ&ブレーキ周辺も抜かりなし。フロントサスペンションは、S15シルビアやR32スカイラインのパーツを移植して5穴化やブレーキ強化などに繋げている。

エクステリアもR31Rのフォルムを活かしながらカーボンパーツやGTウイングを取り込み、しっかりと進化させている。

取材協力:R31ハウス

PHOTO:Takeshi Isii

フロントミッドとまでは言わないものの、重量バランスは4気筒化で大きく改善。トラストのコアを使ったVマウントインタークーラーはR31ハウスでワンオフされたものだ。タービンはS15用のまま、それでも4気筒エンジンのパンチは6気筒のスムーズさに負けない魅力がある。エンジンの制御はシルビア純正+トラストのeマネージ。

ミッションはS15シルビア用の6速。アピールする意味も込めて(!?)シフトレバーもシルビア純正を使っている。

フロントサスペンションはS15用をベースにR32スカイラインのパーツなどを組み合わせて移植。

18インチのホイールに前後ともR32スカイラインのキャリパー(対向4ポット&2ポット)を合わせている。

メーターパネルはスタックのST8100。信頼性はもちろん今っぽさのアピールにも最適。

カーボンで製作されたR31ハウスのオリジナルダクト付きボンネット。またリップスポイラーもR31ハウス製。