【第二世代GT-R中古車購入の落とし穴】装着パーツ&仕様が分からずトラブル続出! 困ったら迷わず名医の元に走るべし!

世界的人気を誇るGT-Rだが中古車にはそれなりの危険があるわけで…

 

主治医によってチューニングカーが生まれ変わる好例!

歴代GT-Rを精力的に手掛けてきたチューニングショップ「フェニックスパワー」。ここでクローズアップするのは、中古車購入後のコンディション不良に悩まされていたBNR34のユーザーマシンだ。

もともとはF-CON Vプロでのエアフロレス仕様となっていたのだが、チューニング内容がハッキリしない上にブーストが不安定という状態。そこで「長く乗り続けていきたい」というオーナーの想いを叶えるため、R35エアフロ&パワーFCでのリセッティングを施した。

チューニング内容としてはノーマル触媒でのブーストアップとなるため、ブースト1.3キロ時に461.9ps&52.1kgmと少々控えめなものの、エンジンフィールはチューニング前と一変! 扱いづらい領域もなく、ストリートでストレスなく遊べる一台に仕上がった。

最新パーツ&セッティングで時代の差を埋めて高まる第二世代GT-Rのベースポテンシャル。どのようにチューニングするにしろ、まずはトラブルフリーで愛車と付き合っていける状態を構築することこそが重要だという、フェニックスパワーの拘りが伝わってきた。


レスポンスに優れる最新エアフロで

ハーフ領域をフィールアップ!

BNR34だけでなく、BNR32やBCNR3にも効果テキメンとなるのがR35エアフロでのリセッティング。測定レスポンスに優れるだけでなく、吹き返し影響を受けにくい設計となっているため、アクセルを細かく踏み返すようなハーフ領域でバツグンのピックアップを手に入れられる。ノーマルではパーツ代だけで8万円前後となるが、R35なら専用パイプまで含めても6万円弱とコストパフォーマンスだって◎。タービン交換などステップアップ時に、パイプ径のみ拡大して再利用できる部分もいい。


中古車購入時にエアフロレスのブーストアップ仕様で仕上げられていたが、チューニング内容もイマイチはっきりせずブーストが不安定など不安要素は多かった。そのためベースコンディションを整えようとホース類のリフレッシュやR35エアフロを投入している。

ブローバイガスの混入やホース劣化などでトラブル要因となっていることが多いブーストコントローラーのソレノイド。今回もブーストが不安定だったため、ピックアップと制御の細やかさに定評あるブリッツ・D-SBCidⅢへと置き換えた。

BCNR33やBNR34でメインコンピュータによるセッティングではワンタイムロムでの書き換えとなる。ロム入手やステップアップ時のコストを考慮して、フェニックスパワーではパワーFCをチョイスした。水温や点火時期など車両情報をFCコマンダーで把握できる部分もいい。

トラブルフリーという部分でフェニックスパワーが要チェックポイントにあげるクラッチ。ディスク反りやプル・プッシュ変換不良で、ミッションへとダメージを蓄積していっているようなマシンも多いとのこと。